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http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/01/19/20040119000074.html
イラク砂漠の中の日本軍装甲車を見て
19日、装甲車や無反動砲、機関銃で武装した日本の自衛隊がイラク入りした。自衛隊が終戦の消極的な平和維持軍活動からさらに一歩前進したのだ。
世界第2位の経済力に後押しされる日本軍が、戦力と作戦上の制約すら押し退け、われわれの目の前に現れるまで、残りわずか1〜2年となった。日本の自民党が憲法第9条「陸海空軍、その他の戦力の保有禁止」条項を改正するとしているのが2005年だ。
日本内の改憲抵抗勢力は、すでに勢力とは言えない状態になってしまった。共産党さえ自衛隊の存在を認めることなくしては、存立が危ぶまれるのが今の日本国内の雰囲気だ。米国は自分の世界戦略的な布石により、このような方向にむしろ日本を後押ししている。
このような流れを受け、日本は陸上自衛隊の増員や増強はもちろん、先制攻撃権の許容など、敏感な争点に至るまで、軍再建の土台を築き上げる青写真を描いている。
すでに大陸間弾道弾への転用が可能なロケットを発射したのに続き、最新型の戦闘機やイージス艦の独自製作が近づき、ミサイル邀撃網の構築にも米国の技術的なパートナーとしての位置を不動のものとしつつある。
日本の布石はこれにとどまらない。経済力を基にした軍事力の建設に続き、それに相応しい国際政治的役割を追求するはずだ。その中期的目標が国連安保理の常任理事国として進出することだ。その時、われわれはこれまでの日本という国に対するイメージをかなぐり捨て、われわれの運命に介入する実力を携えた新たな日本を目の当たりにすることになるだろう。
この新たな日本は21世紀の潜在的な超強大国の中国と、東シナ海や南シナ海全域で競争することだろう。先日繰り広げられた釣魚島の領有権をめぐる中日の海上摩擦は、われわれにその未来の絵まで想像させている。
もどかしいのは、「自主」という眼帯で視野を塞いでいる韓国の首脳部だ。彼らの目には、新たに展開されるこの地政学的パノラマが、他人事のようにしか映っていないのだ。