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2004.01.16
Web posted at: 12:35 JST
- CNN/REUTERS
ワシントン――今月上旬に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を非公式に訪問した米国のプリチャード前朝鮮半島和平担当特使は15日、ブルッキングズ研究所での会見で、北朝鮮は核開発を進める構えだが、交渉の余地はあるとの見方をあらためて示した。プリチャード氏が訪朝について公の場で発言したのは初めて。
プリチャード氏によれば、北朝鮮の金桂寛外務次官は訪朝団に対し、「時間は米国側の味方ではない。問題の解決が遅れれば、その間にわれわれは核抑止力を質、量共に強化する」などと語った。
訪朝団が案内された寧辺の核施設では、使用済み核燃料棒8000本を保管していた貯蔵施設が空になっていたという。北朝鮮側は、すべての核燃料棒を昨年1月から6月までの間に再処理したと説明した。事実とすれば、核爆弾数個分のプルトニウムが抽出されたことになる。
同氏は北朝鮮側の発言について「虚勢ではない」との見方を示したが、一方で「北朝鮮を引き止められないわけではない。米国との関係改善と引き換えに、(核開発を)放棄する可能性もある」と指摘。米国は日中韓と協力して交渉に努めるべきだと訴えた。
訪朝団にはプリチャード氏のほか、米ロスアラモス研究所のシグ・ヘッカー元所長ら核技術の専門家や米上院スタッフらが参加した。北朝鮮の核開発の現状については、ヘッカー氏が17日に上院外交委員会に詳細を報告する予定。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200401160004.html