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(回答先: 午後にもイラク派遣命令 首相、防衛庁長官と会談へ(今日という日は日本の歴史に深く刻み込まれる) 投稿者 哀れな日本国民 日時 2004 年 1 月 09 日 15:07:47)
石破防衛庁長官は9日夕、イラクに派遣する陸上自衛隊の先遣隊(約30人)に派遣命令を出した。先遣隊は15日にもクウェートに出発、数日中にサマワ入りする。陸自による人道復興支援の拠点となるイラク南東部サマワで、最新の治安情勢を調査して本隊派遣の可否を探るとともに、治安維持にあたっているオランダ軍や現地の自治体などとの調整や、宿営予定地の地権者との交渉・契約などを行うほか、クウェートやバグダッドなどで米英の暫定占領当局(CPA)などとの調整にあたる。
石破長官は陸海空3自衛隊に対し、先月19日に派遣準備命令を発出。すでに航空自衛隊のC130輸送機の受け入れ調整にあたる先遣隊48人がクウェートとカタールに派遣されているが、昨年5月にブッシュ米大統領が主要な戦闘作戦の終結を宣言した後も、戦闘状態が続いている地域に、武装部隊を派遣する初めてのケースとなる。
先遣隊のうち数人は1週間程度、現地の治安情勢を調査したうえで帰国する。小泉首相はこの先遣隊の報告を受け、派遣要員の安全が確保できると判断できれば、改めて与党と協議し、本隊派遣を最終判断をする。
首相が承認すれば本隊の第1陣として宿営地設営のための施設部隊約80人を早ければ今月末に、残りの本隊約440人を2月下旬から3月下旬にかけ3波に分けて派遣する予定だ。
先遣隊は本隊派遣のための「調査団」の意味合いを持つ一方、宿営予定地の地権者との契約など本隊受け入れのための準備も並行して進める。携行する武器は小銃や機関銃などで、軽装甲機動車8台を持ち込み、移動に使う。
一方、石破長官は9日夕、空自の本隊約150人にも派遣命令を出した。陸自の機材や車両などを輸送する海自の輸送部隊には2月中旬に派遣命令を出す予定だ。
石破氏は11日に欧州に出発。イラク南部の治安を統括する英国と、サマワの治安維持にあたるオランダを訪問し、自衛隊派遣方針を伝えたうえで現地での両国軍の協力を要請する考えだ。
派遣命令の日程をめぐっては、防衛庁がいったん9日に内定。しかし、これがマスコミで報じられたことから、「情報漏れ」に反発した福田官房長官が10日に変更するよう指示した。しかし、これも報道されたことから福田長官が再度、9日に戻すよう指示するなど二転三転した。
(01/09 17:23)
http://www.asahi.com/politics/update/0109/003.html