現在地 HOME > 掲示板 > 戦争46 > 362.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
【ソウル澤田克己】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の外務省報道官は9日、同通信の記者に「中東諸国で起きた最近の事態発展は、我々とって軍事優先政治の正当性と生活力への確信をいっそう固くさせるだけである」と述べた。朝鮮通信(東京)が伝えた。
リビアによる大量破壊兵器廃棄や、イラクのフセイン元大統領拘束をうけた論評とみられる。朝鮮通信によると、北朝鮮が間接的にでもリビア情勢などに見解を示すのはこれが初めて。
報道官はさらに米国が「(最近の中東情勢の)効果が朝鮮半島でも再現されないかという幻覚に陥っている」と非難。リビアが米英との交渉で大量破壊兵器を廃棄したことを受け、北朝鮮にも同様に核廃棄を迫ることができるのではないかという見方があることを意識して、「北朝鮮は簡単には屈服しない」という強気の姿勢を見せておこうとした模様だ。
ただ、報道官は、リビアの最高指導者カダフィ大佐が「(北朝鮮も)リビアの決定にならうべきだ」と述べたことには触れず、大佐に対する非難もしなかった。
[毎日新聞1月9日] ( 2004-01-09-18:55 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040110k0000m030032000c.html