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Re: も一度、テストしましょう!テストしましょう!も一度、テスト
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投稿者 エイドリアン 日時 2004 年 7 月 09 日 13:07:51:SoCnfA7pPD5s2
 

(回答先: Re: も一度、テストしましょう!テストしましょう!も一度、テスト 投稿者 エイドリアン 日時 2004 年 6 月 29 日 19:30:00)

宮川は、長さ6mの竿を突いた川底が見えた程きれいやった(元筏師:熊野金造さん)
[引用: 川を語る_1998年秋号


ワサビ田のある桧原谷川や急流「鮎返しの滝」もある
最後の清流:宮川_上流部


 わしは昭和8年から筏(いかだ)に乗った。その時分は不景気で、山仕事に頼るしかなかったから。朝3時に起きて、仲間と三瀬谷にあった筏置き場まで歩いていった。5時ごろに河原に着いて、一人ずつ筏に乗って、伊勢の山田まで材木を運んだ。

 普通は3日かかるが、夏の水量が多いときには日づけ筏といって、一日で山田まで行ってその日のうちに汽車で帰ってきたこともあった。日づけの時は、突鼻(とはな)という川に突き出た岩を竿でつっぱるだけ。瀬の連続で緊張したけど、いちばん気持ち良かった。
 いったん筏にのったら降りられないから、にぎりめしを筏の上で食べ、喉が渇いたら川の水を手ですくって飲んだ。水は、長さ6mくらいの竿を突く川底が見えたほどきれいやった。子どもが泳いでも、今みたいににごらなかった。

 今は三瀬谷ダムの水がこの天ヶ瀬まで来とるけど、昔は天ヶ瀬から舟木橋まではずっと急流だった。
 

鮎返しの滝:宮川村_村内の滝(5)

 流れがええし水量も多かったから、ええ鮎も多かった。鮎漁の最盛期になる6月下旬から7月には、下から上がってきた鮎の群れで川底が見えないことが何べんもあった。筏で下っているときも、筏が岩にぶつかったりすると、鮎やボラが驚いて、筏によく飛び乗ったわ。それを取り、宿に持っていって味噌汁に入れてもらったりした。

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