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(回答先: 北朝鮮、ウラン濃縮否定 米、拉致問題に言及 [共同通信]【こいつも小泉政権の“飼い犬”:米国は拉致問題には言及していない】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 2 月 25 日 20:21:33)
日本代表の薮中三十二・外務省アジア大洋州局長と北朝鮮代表の金桂寛外務次官の協議は、釣魚台国賓館で午後2時半(日本時間同3時半)から約1時間20分行われ、拉致問題を中心に話し合った。北朝鮮側は今月中旬の平壌での政府間交渉と同様に従来の原則的な立場を主張し、薮中氏は25日夜、「残念ながら平行線をたどっているが、粘り強く話をしていきたい」と記者団に語った。政府間交渉の継続では一致したものの、次回交渉の日程は決まらなかった。
日本側の説明によると、日本側は被害者家族8人の無条件での帰国のほか、北朝鮮が「死亡」「入国の事実がない」などと説明している行方不明者10人についての真相究明▽これに関連した日朝両国による合同調査委員会の設置▽日本側が既に提出している、拉致被害者らに関する情報に対する質問についての返答を求めた。
また、拉致問題を含め核、ミサイルなど日朝間の諸問題を包括的に解決し、国交正常化が実現すれば経済協力の用意があるとの考えを伝えた。だが、北朝鮮側は「被害者5人がいったん北朝鮮に戻るべきだ」などの主張を繰り返した。家族の帰国の条件について具体的な言及はなかった。
北朝鮮側はまた「(拉致問題の進展は)核問題解決や米朝関係の進展とも関係している」としたうえで、「日本側の主張は本国に伝える」と述べたという。北朝鮮への日本単独での経済制裁を可能にする改正外為法の成立や、6者協議の基調演説で日本側が拉致問題を取り上げたことへの批判はなかったという。
日本代表団は6者協議の開催期間中に、改めて北朝鮮側と接触し、次の政府間交渉を3月にも開くことを確定したい考えだ。
この日の協議で、日本側は薮中局長のほか、斎木昭隆・アジア大洋州局審議官らが、北朝鮮側は金次官のほか、韓成烈(ハン・ソンヨル)国連次席大使、李根(リ・グン)外務省米州副局長らが出席した。
薮中氏はまた、6者協議の基調演説でも「拉致問題を含む日朝間の諸問題の解決のため、政府間交渉を開始した。この問題が早期に包括的に解決されることを期待する」と述べ、拉致問題の解決を要求。さらに、日本側の説明では、米国代表のケリー国務次官補も基調演説の中で「拉致問題の重要性に明示的に言及した」という。
(02/25 23:25)
http://www.asahi.com/politics/update/0225/007.html