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(回答先: 情報公開はしたほうが良いですね。 投稿者 空見 日時 2004 年 2 月 29 日 05:56:21)
私が事の重大さに気付いたのが先週末という大ボケぶりなので、2週間遅れくらいの発想ですが
「顔見知りの女性による単独犯説」もアリかなという構図が浮かんできました。
これまで報道されていた内容は、恋愛関係のもつれや猟奇的なものを連想されるものが多く
茨城県警の思い込み捜査も否めない感があるので、「見つかりにくい犯人像」から考えて
一番ありそうもない「女性の単独犯」が可能かどうかザッと検索してみたら、
無限回廊さんでアッサリ見つかりました。
女性でも絞殺は可能なことが判り、「大宮看護婦バラバラ殺人事件」のような
バラバラ殺人もいくつかありますので、ご参考までにリンクしておきます。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/barabara.htm
ただの思い付きだったんですが、今回の事件も女性の単独犯だったと仮定すると、
不可解だった要素がすんなり通ってしまう箇所が幾つか出てきます。
大学が比較的早い時期に夜間外出の注意を呼びかけたり、女子学生への防犯ベルの貸し出しを
要請したことから、警察は夜の外出により事件に巻き込まれた想定で説明したと窺えます。
争った形跡はないとしながら、おかしな言い分だと思ってましたが
私が順を追って記事を読んでないだけかもしれないので、情報の混乱も考慮に入れて
「夜間に外出先で起きた事件」という設定はそのままで考えます。
●被害者に警戒されずに近付ける人物
夜道では男性より女性のほうが被害者に警戒されずに近付けます。
多少酔っていたとしても、男性らしい人影には無意識に一定の距離を開けることは
ありがちですが、人影が女性だと判ると途端に警戒心が弛んだりします。
●車内に誘導しやすい
顔見知りの女性であれば、力ずくで車に乗せる必要がありません。
きっかけは「立ち話もなんだから」でも「雨が降ってきたから」でも
被害者に警戒されずに車に乗せることは容易です。
(その時点で殺意があったかどうかは疑問ですが)
●遺留品の処分
男性が女性物の衣服や靴を処分するのは、人に見咎められて怪しまれる危険性アリですが、
女性だったら翌朝ごく普通に自宅からゴミとして捨てても、気付かれにくいです。
(阿見町の収拾日は、火・木・土曜日…燃えるゴミ、木曜日…燃えないゴミでした)
●遺体の損壊と見つかりやすい場所への遺体遺棄
どちらも非力な人間(女性)の単独犯行を思わせる点があります。
中途半端な首の損傷は、切断しきれず断念した可能性も指摘されています。
土手に残った血痕と遺体を引きずったような跡は、遺体を車から降ろした後
そう遠くまでは運べなかったため岸辺近くにあったとも考えられます。
●朝までに遺体の遺棄と自転車を放置した理由
犯人は朝までに全てを片付けて通常の生活に戻る必要があったと考えると、
事件との関わりを疑われる恐れのある近隣の住人である可能性が高いと思います。
遠方の人間の通り魔的な犯行であれば、もっと遠くへ逃げてから遺体を処理することも可能ですし
ややこしい小細工をするより早急に現場を立ち去ることを優先すると思います。
犯人は被害者と顔見知りで、比較的規則正しい生活をしている一見善良そうな人物と考えても
女性の犯行とは矛盾しません。
●上記の補足
以前に書きました「時間的な制約」は、半端な損壊の決め手にはなりそうにないです。
前出の無限回廊さんに、「福岡美容師バラバラ事件」では、のこぎりと出刃包丁を使用して3時間20分、
「荒川放水路バラバラ死体事件」は刃物は記載されてないですが2時間で終えたとありました。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/fukuoka.htm
また女性が犯したバラバラ殺人は、圧倒的に遺体の運び出しのために切断が行われるようで、
上の事例は両方とも室内で完全にバラバラにしてから遺棄に向かっており、殺害の隠匿については
計画性が強く感じられます。今回の事件は遺体の遺棄に関してはかなりずさんな印象ですので、
社会に対する不敵な挑戦でなければ「やむを得ず放置した」という感もあり、
遺体の損壊は遺棄現場付近だったのではないかと考えています。
(もしも車内で遺体の損壊が行われたのなら「洗浄程度では血液反応は消せない」と発表すれば
犯人が慌てて車を処分する可能性もあるので、効果的な揺さぶりになるかもしれませんが)
●雑誌の記事から裏読みしたこと
・犯行に使用された刃物は切断面からは包丁なのか、サバイバルナイフなのか判別がつかない
・被害者の部屋にあった包丁2本は手付かずで残っている
ということは、「犯人はノコギリは使っていない」「凶器は包丁である可能性が高い」とも取れます。
・(首の切断したとき)首筋から血と脂が噴出したため、犯人の指紋は採取できていない
寒い時期だったので最初から手袋をしていたことは充分考えられますが、殺害後40分も経ってから
損壊したのであれば、途中どこかで炊事手袋のようなものを購入していることも考えられます。
または自宅に持っていたと考えると、包丁、炊事手袋とも男子学生の部屋にはないこともありますが
女性の部屋に包丁がないことはあまり考えられず、どこかで炊事手袋を購入しても男性客より
店員の印象に残ることが少ないでしょう。
切断面がノコギリ状の刃物の傷であれば、男性の可能性のほうが高くなるような気もしますが。
●殺害の動機
最も判らなかったのが動機です。
わざわざ衣服を全部脱がせて屈辱的な姿で遺体を放置したのが、ただの恋愛がらみとは
ちょっと考えにくかったので、犯人は女性と仮定すると動機がピンと来なかったんですが
思い当たる節が1つあります。
今まで言われてきた情報では「恋愛がらみ」「サークル関係」以外の怨恨は考えにくいですが、
被害者の女性は本当に周囲の評判が良くて、恨みを買う性格ではなかったのだと思います。
その路線で思い浮かぶ人間の犯行なら、とっくに捜査の手が伸びているでしょうから、
それらを外していくと、「サークル外部の同性のやっかみ」という路線が浮上してきます。
そんなことで人を無残な殺し方をするだろうか?という疑問は残るので保留にしていましたが、
女性が少ない環境では「女性の中のランキング」を異様に気にする人がいます。
時には歪んだ感情による攻撃で、強烈に意識している相手に怪我をさせることもあります。
子供同士の場合は偽装が下手なので、そうした「やっかみ」は周囲にモロバレですが、
大人になってからの「度を越えたライバル意識」は、傍からは判りにくいです。
大方の場合はある程度の親しさを装いながら、特に親密というほどの関係でもなく
強烈に意識している側は一見無関心を装いつつ、その実ターゲットの女性の同行には非常に敏感です。
意識されている側は、そんな目で見られていることには全く気付いていないことが多く、
傍目に判るほど相手の行動から敵意や悪意を感じることは、無いと思います。
そういう陰湿な攻撃性を持ち合わせる女性の特徴として、男性と女性で接し方が大幅に違ったり、
男性・女性分け隔てなく接して屈託なく話をする女性を疎んじる傾向にありますが、
男性のいる席では決して獰猛さを出さないので、男性が多い集団では気付かれにくい攻撃性とも言えます。
*出掛ける用事が出来てしまったので、まとまりが悪くてすみません。
動機については全く根拠はないですが、一番ありえそうにない状況が
犯人が見つかりにくい原因かもしれないという一例でした。
こういう事件では、大袈裟とも思える落ち込みを見せる人間がよく怪しまれるようですが、
犯人が被害者とそこそこ面識のある同世代の女性なら、事件後に激しく動揺していても
周囲から怪しまれることが少ない点でも、女性単独犯行説が男性犯説とは違う点かもしれません。
女性の犯行だった場合は「全ての手掛かりを公開すれば動きだすかもしれない犯人像」ではあるので、
情報公開を希望する理由の1つでもあります。