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(回答先: 近隣住人と学生との温度差 投稿者 空見 日時 2004 年 3 月 02 日 06:21:57)
毎日新聞提供のニュースで、筆跡鑑定の結果を匂わせるような記述を見つけました。
共同通信発の「『ちょっと出かけてくる。遅くなる』という趣旨の書き置き」とは対照的に
「『出かけてくる。遅くなる』というメモ」と断定的に書かれているのが疑問です。
「被害者の筆跡に似た字で書かれた」とする根拠は、鑑定結果をそのまま引用しているのか
「偽装のために被害者の筆跡に似せて他人が書いた可能性が高い」という意味なのか
どちらとも取れる表現です。
遺体損壊も文春記事の「呼吸停止後40分後」と大きく異なる「死後数分以内」と断定的に書かれており、
首を切断しようとした動機が「40分後」と「数分後」では大きく意味合いが違ってきます。
「しかし、遺体発見現場付近の血痕はわずか〜」というのは、そこで殺害して直ちに損壊が行われた場合にのみ
出てくる疑問と思われますが、首がぶらぶらの状態で遺棄現場まで運んだと考えるほうが不自然に感じます。
「殺害現場にはかなりの血痕が付着したとみられる」という表現も、絞殺による窒息死という死因とは
直接関係なく、殺害場所と損壊場所、犯行の動機については依然として不明。
殺害場所と遺体損壊場所が同一であるかないかは、自宅で殺害されなかった証拠にはならないので
まず被害者が外出したかどうかの特定を急いだほうが良いと思います。
(メモの真偽をはじめとして、部屋で見つかったコンタクトレンズや眼鏡、財布、携帯電話、
見つからないダウンジャケット、自転車の放置だけでは外出を特定できない)
また、被害者の足取りを解明することも事件解決の重要な手掛かりには違いないですが、
一般人の日常の行動にさほど深い意味があるとは思えず、「夜中に裸眼で外出することかどうか」
「なぜ外出したか?」に目を向けるより、その時間帯に外で出会いそうな人物を徹底的に調べることが
自宅外犯行を裏付ける根拠になると思います。
自転車にしろメモにしろ依然として偽装の可能性もあるなら、犯人しか知りえない状況を見つけだすことが
犯行の解明に繋がることであり、早い段階で文面を匂わせる情報や自宅アパートの鍵だけ紛失していると
発表してしまったことには大いに疑問を感じます。
もしも上記の記事が警察による新たな情報提供によるものなら、既に他の隠し玉を用意していて
かなり犯人像が絞り込めてきた証と取れなくもないですが、引き続き粘り強い捜査を期待したいです。