如往さん今晩は
年度末やら、出張やらが重なっていまして、ゆっくり阿修羅を開けている時間が取れず、随分のオソレスになってしまい、すみません。

何度か、如往さんの直前の文章とその前の私の文章を読み返してみたのですが、話がよく繋がりません。如往さんは、文章をわりあい噛み砕いて書いてくださっているので、私の読み間違いは無いと思うのですが、そうだとすれば、如往さんが私の文章を間違って読んでおられるのでしょうか。私の文章を一回ぐらい読んで、すぐレスされたのかな。

＜現状の問題を意識するとき原因を求めぬことは変革を求めぬこと、すなわち問題解決の当事者意識がなきことと同義であると認識しています。＞

多分この文章は、噛み砕いて言いなおすと、「私（リーマン）が現状の問題を意識する時に原因を求めない、ことを肯定的に捉えている」ということになるような気がします。
そんな事書いたかなあ、そう思って私の以前の文章を読み返してみると、どこにもそのよなことは書いていないんですね。文の全体のニュアンスからそう感じ取られたのかな。

以前すみちゃんに、「そんなにあせらずに。まだ前戯じゃない。」とやんわりとたしなめられていたことがありましたよね。男のわたしから言わせていただくのもなんですが、同じ言葉を再度如往さんにお送りしたいと思います。あせらずにね。

以前書いたことが回りくどかったので、もっと有体にいいますと、「人からの借り物の言葉を持って来てきて、「これが原因である」などと納得するつもりは俺にはないんだよ。今の俺に解らなくとも、そんな自分に堪えられなくて、生半可な知識で自分を納得させるというようなことはしたくないだけでね。時間がかかったって俺にはいっこうにかまわないんだ。」
〜ということになります。

＜私は他のスレッドで、“ability　obliges”と提起していますが、能力のある人達には確固たる当事者意識を持って欲しいと願っています。＞

如往さんの願いでしょうから、わたしがあれこれ言う立場にはありません。

＜そして、「理論」や「史観」や「主義」や「解釈」は価値観の形成のためにあるだけでなく、当事者意識を展開していく場合のメルクマール設営のためにあると思うのですが、如何でしょうか。＞

メルクマール設営という、私にとって聞き慣れないことばを使われているので、正確に文意を理解できているのか心配ですが、なんらかの価値観をもっていなければ、人間が一個の主体として生きていけないという意味では、おっしゃる通りだと思います。
しかし、その必要性が、「能力ある人達」とそうでない人達とのあいだに違いがあるとは思っていません。
そして、それらの価値観は他人に語る為のものではないし、生きていく前に言葉で明確に他人に語るべきものを先に確立する必要がある、と思っているわけでもありません。
（一方で、（現と元を問わず）左翼系の人が、そういった発想と傾向を持っておられることは承知しています。）

＜いつの日か原因の究明までを眺望した批評を展開されることを期待しております。＞

期待していただいて、有難うございます。
特に「何故日本人は自己認識が下手なのか」という問題は、あせらずじっくり考えていきたいと以前から思っています。（ちなみに期限は私が死ぬまでです。）
但し、「批評を展開」しようというつもりはありません。

上の文章で如往さんから私にご期待を頂きましたので、私からも如往さんにひとつ期待させていただいていいですか？

如往さんの文章を読んでいて「人生のなかでかなりの読書をしてこられたのだろうだろう」、という事は伝わってくるのですが、如往さんの経てこられた「人生」や「この場でみんなに訴えたいこと」だとかを、ご自分の言葉で書かれてはいないように感じているんです。ほとんどが他人のレスに対する論評ですよね。
題材は何でもいいですので、如往さんの文体と言葉で、如往さんの熱い魂を感じさせる文章が読みたいです。

＜少なくともリーマンはあちら側に立つ人ではないと信じていますし、＞

おそらくこの文章を書かれた如往さんは、この文章が若干失礼な響きを持っていることを十分自覚して書かれていると思います。
そこで、私も若干失礼になる事を承知のうえで、書かせていただきますと、このような文章を書く人は、口ではいろいろ言うわりに、実はあまり「自分で戦っていない」人が多いのですね。このような書き方をすると左翼系の方はむっとするのかもしれませんが、私の経験を踏まえた感想です。

少なくとも如往さんが、自分で戦っていない人ではないと信じていますし、、、、。

あと議論するとすれば、１月にすみちゃんとやりとりされた内容の繰り返しになるように感じていますので、できれば差し控えたいな、と思います。すみちゃんの言葉にほとんど私の言いたい事も含まれているように思えますし、一方で、如往さんが私に返す言葉も類似した内容になるのではないでしょうか（とまでいってしまうのはすみちゃんに失礼ですが、、、）。
実はあのやりとりを読んでいたときも、如往さんとはこういう会話の経緯になることを予感していました。おそらく如往さんは、私の文体や内容に苛立っておられるのではないかと感じていました。

なんだか、如往さんの期待に添える存在になれないみたいです。

私にとっての英霊−それはニューギニア高地の路傍にたたずむ - すみちゃん 2004/2/02 22:25:07 (3)
http://www.asyura2.com/0401/idletalk7/msg/758.html

日本はミネルヴァの梟たりうるか。Re: 私にとっての英霊−それはニューギニア高地の路傍にたたずむ - 如往 2004/2/04 03:33:20 (2) http://www.asyura2.com/0401/idletalk7/msg/771.html

自分たちの立場と姿を幻想を排して見るということ - すみちゃん 2004/2/04 18:56:50 (1)
http://www.asyura2.com/0401/idletalk7/msg/775.html

ミネルヴァの梟の羽ばたきは夢のまた夢 - 如往 2004/2/05 18:09:28 (0)
http://www.asyura2.com/0401/idletalk7/msg/778.html

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