現在地 HOME > 掲示板 > 雑談専用8 > 517.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
アラファト氏も魂を売ったし、ハマスにもイスラム・ジハードもエージェントは多数いるはずだ
http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/1207.html
投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 25 日 18:32:21:Mo7ApAlflbQ6s
あっしらさん いわく
アラブ諸国の支配層をアラブ人が自ら変えるだけの力がありません。それ以前に、大多数のアラブ諸国が、マクドナルドに脳をおかされて、力どころか、変えることの必要性を理解していません。
イスラムで言われるところの兄弟であるはずのパレスチナについては、われわれはすでに、多大な援助を長年にわたってしてきたのにいまだに、独立ができないのは、パレスチナ人自身に問題があるからだ。として、見放す傾向もあります。そして、見放す決定的な台詞が、「われわれも、自分たちで、独立を勝ち取った」と。
上のように、パレスチナに対して、意見を持つレベルはまだまだ、かなりの教育を受けてきて、文字の読める社会人でしょう。
一方的なガス抜きの陰謀説うのみで、あれもこれも、アメリカが悪い、シオニストが悪い、と決め付けて、それで、終えてしまっている、つまり、自分の国の政府について何も言わない。というレベルもあります。
文字の読めない低所得レベルの方は、パレスチナについて、心情的には、サポートしつづけています。でも、その一方で、欧米にあこがれを抱いておられることも事実です。
都会の若者は、日本の若者と同じく、どっか違う世界を眺めてしまっています。
立ち上がらなければ、っと心願う人間は、浄化されてしまいます。それほど、スパイが入り込んでいます。日本女性と婚姻をしたアラブ男性が、浄化されて、日本女性が声を上げたことがありましたが、なんと、彼女も1年後だかに、病死されました。結婚されて数年という話だったので、30歳で結婚されたとしても、病死されるには、早すぎる年齢だと思いましたが、大使館はとうぜん、何もしませんし、回りの日本人も、怪しめば、自分に降りかかることを恐れて、これ以上、どうしようもありませんでした。
実際、アメリカのイラクへの武力行使によるサダムの崩壊を、自分の国にたとえ、自分では、できないから、第三国に侵略されて、現政権の崩壊を望んでいる人がアルジャジーラの投票で、80パーセント以上いました。平和ボケの日本に生まれ育った私には、驚かされる数字でした。それほど、アラブ諸国の秘密警察というのは、どうしようもなく太刀打ちできるものでないのでしょう。
アラブ諸国の支配層を変えるには、まず、一般市民の心が変わる必要があり、残念ながら、その心というのは、イスラムを離れ、西欧式おばかさんに憧れを持ってしまっています。そういう体制を国内に作ったのが旧宗主国であり、受け入れたアラブの支配層です。
パレスチナの将来を憂うと同時に、ユダヤ人、シオニストの力に平伏するのみです。
ひとつ、例をあげます。12年も前の話ですが。
砂漠のオアシスの村に水道をひく話がもちあがりました。そのオアシスには、昔から(すくなくとも100年以上)湧き水がでており、それで、人々は細々とでも、自給自足に近い生活をしてました。水道を引くには、各家庭当時の日本円に換算した価格で1000円(当時の現地の価値だとパンが50個ほど、パンは1つで大人一食)が政府というか、地元の役所から要求されました。そもそも、現金収入のない村で、1000円というのは、とんでもない価格、しかも、水はただで手に入るのに、水道が引かれると、毎月、水道料金が請求される。当然、オアシスの人は猛反対したわけです。
ところが、ところが、、、、同じ国の都会から来た人間は、この話を私に伝えたのは、「田舎の人間には、理解できない、水道が手に入るというのに、水道が手に入れば、観光地にもなり、人がくるだろうし、現金収入だって望めるのに」という主旨でした。
みなさん、日本でも、水道料金に関わらず、毎月いろいろな請求書がきますよね。どうして、疑わないのですか?水増し請求されていないか?って。。。。電気料金なんてこんなもんかな。って信用しきってますよね。メーターが正確かどうかなんて、私たちにわかるわけないから。だから、支払うのですか?そういう意味では、ライフラインというのは、一種の奴隷化ですね。
オアシスの人は、役場なんて信用してないんです。水道料金だって、文字が読めないのに、どうして、使った水の量の管理ができるでしょうか?水は、確かに運んでこないと使えないし、冬場には、凍ってしまい使いにくいのも事実です。でも、住民は、水道より湧き水を選んだのです。
結果は、1000円の請求を取り下げて、ただで、水道を引くことになりました。そして、このオアシスになんと3つものホテルが5年前にはできました。まさに、この知人が10以上前に話してくれたとおりです。
そして、彼らは、水道を得てしまったことで、湧き水でも生活ができる強さを失ったのです。
観光客の後ろをついてある行けば、現金が手に入ることを知り、観光客は、貧しいと目に映った子供たちに、さっさと「おみやげ」だの「プレゼント」と称して、物をあたえてしまい、子供たちは、物をもらうことに慣れて育ってしまっているのです。
もっとついでに、現金収入がない、水道代が払えない。っといって、水道を使い放題の住民が存在することも事実です。