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(回答先: Re: ・・・関係ない話で申し訳ないのですが。 投稿者 Silent Tears 日時 2004 年 1 月 10 日 14:14:13)
Silent Tearsさん。 こんにちは。
本当に突然ですねえ。 コケそうになりました。
(以前のレスで御実家が四国の山地だと伺いましたが、剣山周辺の民俗文化について御存知でしょうか?
ちなみに、私の方は「鬼」と「天狗」の故郷、丹波です。)
方角が違います。 ごめん。
坂本竜馬の脱藩時の経路の途中です。
だから剣山周辺のことは分からないですね。
剣山には3回いきました(ロープウエーでお手軽に登れるので)。
山頂の剣山神社にも参拝しました。
いかにも山岳信仰らしい簡素なものでした。
例によって洞窟もあったと思います。
それから山頂なのに清水が沸きだす小さな泉がありました。
ここは修験道の聖地で、修験者は麓で一泊し、みそぎをしてから登山していたそうです
(今そういう人がいるかどうかは知りません)
山頂に登ったときは、いつもまっ白い雲海を上から見下ろす形になりました。
ふと見るとそこを何かぴょんぴょん飛んでいるような−気のせいよね。
このあたりは平家の落人が多いという話は聞いたことがあります。
それから、この近辺は「山上集落」が多いです。
(剣山(祖谷)から高知県の山間部にかけての地域)
本当に雲の上みたいな山地にたくさん集落があります。
この地域は滝が多く、滝の横に集落があるという感じです。
給水の関係なのでしょう。
このあたりは体が大きく、美男美女も多かったと聞いています(残念)。
歴史の変わり目に都から敗者たちが逃げてきた、その受け皿ということのようです。
その意味では丹波に似たところがあるのではないかな?
剣山の近くの大栃村は、民俗学の小松和彦の著作に出てくる「犬神」と「太夫」の村です。
(太夫というのは、まさに陰陽師のことです)。
中世から犬神憑きや長縄憑きが輩出してきたと聞いています。
また家の普請のときに「太夫」を呼んで「ポトラッチ」的な大盤振る舞いを行うそうです。