現在地 HOME > 掲示板 > 不安と不健康8 > 689.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: フランス、生命倫理法を採択(毎日と朝日から)【ヒトES細胞の扱い】 投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 7 月 13 日 21:03:30)
レーガン元大統領の息子、現政権の胚研究規制を批判へ
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040713i302.htm
【ワシントン=笹沢教一】米主要メディアは12日、ケリー上院議員を大統領候補に正式指名する今月26日からの民主党大会で、先月死去した共和党・レーガン元大統領の息子ロン氏(46)が演説し、ブッシュ政権が厳しく規制している胚(はい)研究の必要性を訴えると報じた。
ブッシュ政権はヒト胚性幹(ES)細胞を作る研究に対し、「受精卵を壊す点で中絶と同じだ」として政府予算の支出を禁じているが、レーガン元大統領夫人のナンシーさんやロン氏は「元大統領を晩年悩ませたアルツハイマー病の治療法開発につながる」と規制緩和を主張、民主党もこれを支持している。胚研究規制に対する批判は連邦議会や州議会でも高まっており、ブッシュ陣営はロン氏の動きを警戒している。
共和党大統領の子息が民主党の大統領候補を決める大会で演説するのは異例だが、ロン氏はこれまでも「父ならイラクを侵略したとは思えない」などとブッシュ大統領批判を繰り返している。
(2004/7/13/10:41 読売新聞 無断転載禁止)
これまで、アルツハイマー病に関連する遺伝子変異はいくつか発見されているが、早期に発症する「家族性」のものばかりで、患者の約9割を占めるとも言われる老年性の遺伝子変異は人間では特定できていなかった。
研究チームは、アルツハイマー病を患って死亡した高齢者23人と、痴呆(ちほう)を起こさずに死亡した同40人の脳細胞を分析。アルツハイマーで死亡した人の3分の2に、細胞内の小器官「ミトコンドリア」の遺伝子に共通の変異があることを発見した。痴呆を起こさなかった高齢者には、この変異は見られなかった。
この変異は「T414G」と呼ばれ、ミトコンドリア遺伝子の414番目の部分に、遺伝暗号の置き換えが起きている。これまでも老化との関連が指摘されていた。
研究チームは、この変異がミトコンドリアの呼吸代謝やエネルギー生産の機能を阻害し、脳細胞を損傷、アルツハイマー病につながると推定している。一方で「この変異が、別の原因で引き起こされた症状の1つということもありうる」と慎重な見方も示し、さらに症例を増やして詳しく調べる方針だ。
(2004/7/6/15:07 読売新聞 無断転載禁止)