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(回答先: レーガン元大統領の息子、現政権の胚研究規制を批判へ(読売) 投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 7 月 13 日 21:09:55)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040714it13.htm
【ワシントン=笹沢教一】米政府が、移植医療などへの応用が期待されるヒトの胚性(はいせい)幹細胞(ES細胞)だけを集めた国立バンクの設立を計画していることが13日、明らかになった。
ヒトES細胞を作る研究への政府助成を禁じているブッシュ政権に対しては、先進的な研究を規制することへの研究者からの批判が強く、このバンク設立は研究者の利用機会を増やすことで批判をかわす狙いがあるとみられているが、早くも「見せかけにすぎない」などと議員や研究者から反発の声が出ている。
AP通信によると、バンクは政府助成を禁止した2001年8月以前に作られた数十株の細胞のうち、現在使用可能な19株を活用する。供給を安定化させることで、これまで約5000ドル(約55万円)だった研究者の購入価格を数百ドルにまで下げることができるという。
また、規制による研究の停滞を懸念する声が強いことから、約4年間にわたって1800万ドルかけ、ヒトES細胞に関する3つの中核研究機関を新設、アルツハイマー病治療など医療への応用研究を充実させる。
今年3月には、政府に反発したハーバード大学が政府助成を使わずに新しいヒトES細胞17株を作り、無償配布を開始した。国立バンクで集める政府公認株は、こうした非公認株に比べ「質的に優れているとは言いがたい」との批判が研究者にある。非公認株を締め出すかのようなこの計画を契機に、研究者らの反発がさらに加速する恐れもある。
(2004/7/14/21:09 読売新聞 無断転載禁止)