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(回答先: 各企業がコスト削減対策に苦心 [朝鮮日報] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 2 月 18 日 22:09:41)
長引く内需低迷と原材料価格の上昇の影響で、中小企業の不渡り可能性が高まっている。
18日、LG経済研究院によると、昨年第3四半期に上場した中小企業178社中利子補償比率(営業利益を利子費用で割ったもの)が1未満である企業が41.9%を上回った。中小企業10社中4社が工場を稼動しても利子費用さえ払えないということだ。
同研究院のシン・ミンヨン研究委員は「今年に入り、中小企業の業績悪化がさらに深刻化しているため、内需依存度の高い中小企業の不渡り可能性も高まっている」と説明した。
中小企業が不渡りの危機に瀕した原因は、昨年から続いている内需低迷のためだ。さらに、今年に入って原材料価格が高騰しており、銀行業界も中小企業への融資を回収するか渋っている。
実際に、内需市場への依存度の高い厨房機器メーカーであるD社は最近、売り上げが2002年の60%にまで落ち込んだ。消費の萎縮により飲食店の創業ブームが冷めたことから、D社も直撃を受けたのだ。
同社のキム(45歳)社長は「輸出が好調なのは一部の大企業だけ」とし、「そんな大企業がむしろ納品価格を下げようとするため、さらに辛い」と心境を打ち明けた。
機械や鋳物を生産する中小メーカーは、中国発の「原材料大乱」により工場稼動の中断を余儀なくされている。屑鉄を溶かして工作用機械やボルト、ナット類を生産するK社は、屑鉄の価格が1年前の1トン当たり15万〜16万ウォンから32万ウォンへと2倍近く跳ね上がったため、工場稼動率を30%余減らした。
中小企業に対する銀行貸出は昨年第3四半期に7兆3000億ウォンだったが、同年第4四半期には1兆ウォン増加したのにとどまった。
釜山(プサン)で整備用部品メーカーを運営しているパク某(52歳)社長は、「年間売上73億ウォンの会社を運営しているにもかかわらず、銀行は貸出2億ウォンの満期を延長してくれなかった」とした。
パク社長は「昨年下半期から各銀行の資金管理が厳しくなった」とし、「これまで銀行利子は1回も延滞したことがないのに満期を延長してもらえず、結局自宅を処分して利子を返済した」とした。彼は今年4月に満期を迎える貸出金に対しても、銀行が満期を延期してくれない場合、また資金難に陥る状況に置かれている。
中小企業協同組合中央会のチェ・ユンギュ産業調査処長は、「最近の調査結果、原材料価格の高騰および供給不足事態が今年第3〜4四半期まで続くとみている企業が多い」とし、中小企業の支援に向けた政府の対策を促した。
趙亨來(チョ・ヒョンレ)記者 hrcho@chosun.com
卓相勲(タク・サンフン)記者 if@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/02/18/20040218000070.html