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(回答先: Re: どうすればいいとお考えですか? 投稿者 まっくす 日時 2004 年 4 月 07 日 16:39:37)
まっくす様,こんばんは.
人生において,(1)だけで生活できている人は極々僅かでしょう.
例えば,好きな野球でプロとして食っている人とか(後でイチロー選手の例を出します),でしょうか.
絵を描くのが好きでも,売れない画家のままでは死んでしまうのが現代です.
かといって,人生が(2)ばかりの人もまた少ないのではないかと思います.
つまり,大多数の人は,濃淡の斑こそはあれ,(1)と(2)の混合した活動で
生活を成り立たせていると考えてよいのではないでしょうか?
もちろん,(1)と(2)が渾然一体となって分離できない活動もあれば,
ここからここまでは(1)で,残りは(2)と言う風に時間的(あるいは空間的に)分離できる場合もあるでしょう.
まぁ,平均すると
「ほとんどが(2)なんだけれど,たまには(1)がやってきて“報われた”“やっててよかった”と思えるときがある」
と言ったのが,生活実感ではないでしょうか.
まっくす様のおっしゃるように「((1)をなるだけ中心にして)、(2)を極力少なくするように生き」るには,どのような貨幣を設計すればよいのでしょうか?
(1)の活動は,自己充足度(=自己実現度)が高いのだから(その活動自体で満足してもらって),
報酬としての貨幣は少なく設定され,(2)の活動に対しては報酬は高くと言うことでしょうか?
すると,同じ額の貨幣を得ようとすると,(1)を多くして(2)を少なく出来ますよね.もちろん,ここには「人生の価値は稼いだ貨幣の量で計られる」と言う価値観から,
「人生の価値は,自己充足(=自己実現に)にどれだけ時間を割いたかで計られる」と言う価値観への
転換が必要です.
しかし,ここで困るのは,客観的な基準がないことです.なにせ“自己充足(=実現)度”ですから.
従事しているその人にしか本当のところは分からない.
例に出してイチロー選手には悪いのですが,
「俺,野球って大っ嫌いだけど,仕方なくやっているんだ」
で年間数億円(<=サラリーマンが一生掛かっても稼げない!)も稼がれては,
たまったもんではない(笑).
おそらく,イチロー選手が小さい頃からの厳しい練習に耐えて,プロとしても一流の野球選手になれたのは,
野球が好きで好きでたまらないからなのでしょう.
しかし,好き(=自己実現度が高い)か否かは,イチロー選手本人にしか分からない.
どうしたものでしょうか?
===============================================================================私も同じです。まさちゃんの仰る、
(1)自己充足度(=自己実現度)の高い活動
(2)自己充足度(=自己実現度)の低い活動
のうち、(2)を極力少なくするように生きてきました。
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