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試行錯誤の書き込みです。
何を言っているのかよくわからんという部分や「異論反論」はレスをお願いします。
■ イラク事情:サドル派の実力行使でイヤな状況になっているイラクについて
●米英政権は予定通り6月末に形だけの「主権移譲」ができることを望んでいる。
●サドル派の動きは政治目標が不明なので論評しないが、「主権移譲」を延期させることができれば米英政権を不利な立場に追い込んだことにはなる。
●サドル派の動きがシーア派全体の若者たちを「反米実力闘争」に向かわせることになれば米英政権は徐々に窮地に向かうことになるだろう。
●シスタニ派が現状をサドル派の独走と見るのかシーア派多数派の気持ちを汲んだものだと見るのかで今後の状況は左右されるだろう。
●シーア派多数派が「反米実力闘争」に動けば米英政権の“操作”で内戦状況に至る可能性が高い。
●シーア派対スンニ派的内戦状況になるとイラン・シリア・サウジなど周辺国を巻き込むかたちになる可能性もある。
●サマワに駐屯している自衛隊は撤退を考慮すべきだができないのならば「復興支援」任務に固執し“局外中立”を維持しなければならない。
●自衛隊に駐屯地を貸している族長が契約解除を申し出てくれればラッキーである
●「イラクのベトナム化」は「主権移譲」後に始まるものである。
●「イラクのベトナム化」はベトナムとは異質の構造である。
●イラクの国民多数派が「独立した主権国家イラク」を望むのなら「主権移譲」ではなく米英占領支配を自力で終わらせるほうが理に適っている
■ 経済事情:円売りドル買い介入や「中国問題」など
●自分のお金で輸出を増加させている日本経済だが、「デフレ不況」を抑制するにとどまるだけで「デフレ不況」の克服にはつながらない。
●鷹揚な大店の主がいつかは返してくれるかもと思いながら周りの店にお金を貸して、そのお金で買い物にくる客の賑わいにご満悦というものである。
●賑わいで大店の従業員はてんてこ舞いだが、わずかなご祝儀しかもらえず、自分たちは買いたいものも買えない。
●周りの店のなかに大店以上に賑わっている店があるが、そこで使われるお金も出元は大店だ。
●大店の主は、賑わっている店からも注文がいっぱい来るので大喜び。
●ある夜、大店の主は、賑わっている他の店はお客でいっぱいなのに自分のところにはそれほど客がこない夢をみた。
●その夢では、自分のところでしか商っていなかったものが他の店で大量に安く売られていた。
●米国政権が返せないとわかっていながら(返せないというのは返さないつもりとは違う)日本政府に米国債を引き受けてもらう状況は変わらない。
●日本政府も米国政府は返せないとわかっていながら政治的経済的理由で対米ファイナンスを続ける。
●この仕組みが「対イスラム戦争」継続の支えであり戦後世界経済構造の“延命装置”である。
●ドル安の流れが原油やゴールドをはじめとする国際商品の価格を上昇させている主要因である。
●ドル安に加え中国の経済成長が国際商品の価格上昇に影響を与えている。
●資源輸入依存度の高い国や加工レベルや生産性がが低い国そして自国通貨が弱い国は悪影響を受ける。
●日本政府も円安にこだわっていると逆に輸入価格が高くなり収益が悪化すると考えて円レートを少し高めに修正するようだ。
●中国が人民元のドルペックにこだわってくれればいいが、その愚かさに気づくと日本経済は今より苦しくなる。
●中国が「世界の工場」の地位を高めるほど、国際商品の価格が上昇するとともに日本は資源確保に苦悩することになる。
●EUは経済圏を広げつつ内向きの経済政策を志向する。