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(回答先: Re: アンケート調査「あなたは将来どんな社会に住みたいですか？」 投稿者 ぴかりん 日時 2004 年 4 月 05 日 09:19:40)
ぴかりんさん、こんにちは。
（実は昨日のうちに以下のレスを書いたのですが、
アラシ対策の投稿数制限がかかっているとかで投稿できませんでした。）
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ぴかりんさん：
「私は、できうる限り、地産地消であることが望ましいと考えます。
また、個人、家族、隣組、村など適当ですが、一定の単位で一定の割合が、
農業(一次産業)に従事して生産するということも、国や人を慈しむ上で、
大切なことだと思います。」
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「地産地消」の正確な概念はわかりませんが「現場で作ったものは現場で消費する」
ことを意味しているでしょうか？そうだとしたら、またお金の話で恐縮ですが（笑）、
前の投稿で出した「勝手にさせて」通貨と親和性が高いと思います。
お金にも「地産地消」的な性質を持たせると、より「人間」に近づくと考えるからです。
いまこの世にあるお金は、すべて（原理的に不死の）「神」的なお金です。
だからこそ、溜め込む奴や、掠め取る奴、抱いて寝る奴が頻出します。
このようなお金が悪さしているなら、逆向きに働くお金があるとバランスが取れます。
簡単にいえば「人間」のように「寿命のあるお金」です。
これが「勝手にさせて」通貨の基本になっています。
あと、現代的な「参勤交代制」ということを言いましたが、基本のイメージは、
都会っ子が田舎へ「赴任」し、野良作業や虫取りで汗水たらす絵を思い浮かべています。
子供に限らず、濡れ落ち葉状態の大人も移動で活性化したほうがいいと思います。
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ぴかりんさん：
「土地は、国のもの(みんなの物？)として、個人所有を認めないのが良いと思います。」
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「所有＝執着」ととらえれば、私もそのほうが清清していいと思います。
「所有＝愛着」ととらえれば、土地は「くに」の感覚の根源をなすので
一概に否定できません。「先祖代々の土地だから」という感覚をテクニカルに
解消することは難しいだろうと思うからです。
またお金がらみになっちゃいますが、土地の場合の「地代」が、お金の場合の
「利子」に相当します。どちらの場合も、いったん所有すれば「アガリ」みたいな
つまらないゲームです。時間的に先行する人が有利なレースなわけです。
土地も同じで、所有権とは「早い者勝ちレース」です。
「勝手にさせて」通貨同様、期限付きの所有権にするか（土地が劣化することは
原理的にないので、所有年数が経つにつれ固定資産税を累進するとか）、
レンタルにするか、あるいは共同体所有にするか・・・・・
これについては決定的な考えは持っていません。
（個人的には土地に執着がなく、引越し貧乏です。）
所有論関係の難しい議論についてはあっしらさんに聞いてください（笑）。
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ぴりかんさん：
「好きなこと、やりたいこと＝必要とされること、喜んでもらえること・・・になると、
いいなぁと思っています。」
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私もそう思っています。でなければ、お金に異議を唱えたりしません。
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ぴりかんさん：
「かつて、馬場さんという方が、transaction tax とかおっしゃっておられましたが、
あれもいいなと思います。」
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読んだ覚えがあります。私は少し違和感を持ちました。
人々の活動の過程で、いわば「罰則」を課すという方向性に「エロス」がうずきません。
私は、地産地消の静かな世界と、ダイナミックなビジネスの世界は同時並行で存在した
ほうが健全だと考えています。二者択一や単一原理は必ず誰かを抑圧するからです。
取引の発生ごとに課税すれば、結果的にお金のフローを抑制することになり、
ダイナミックな社会の活気はそがれ、社会を固定化すると思います。
静かな世界では「やる気が出ない」人たちにも配慮した経済が必要ではないでしょうか。
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ぴりかんさん：
「これからも、また、ここで夢を見たいと思います。
いつか叶うと、信じています。」
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お互い死ぬまでには多少納得して死にたいですね。
日本を信じましょう。
ご意見や感想がありましたら、引き続きよろしくお願いします。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。