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(回答先: Re: 「タナトス」の「エロス」支配 投稿者 まっくす 日時 2004 年 4 月 06 日 14:12:42)
重ねてお返事をいただき、ありがとうございました。
お米作りは、かねてより念願していたのですが、ある日数人の友人と飲んでおりました折、そんな話をしましたところ、酒の勢いだったかもしれませんが、やろうやろうと即決しまして、その後は、知り合いの農家に頼み込んで田んぼを貸してもらい、(ついでに、農機具も貸してもらい)丸っきりの素人集団でしたが、一年あれやこれやとご指導を受けながら、収穫いたしました。
野菜にはあまり興味がなく、なぜかお米が好きなんですよ。
(米と呼べなくて、お米と呼びたいんです)
やってみて思ったのは、意外と簡単にできてしまいます。
(農家の方にはいえませんが・・・運がよかったということかもしれません)
どうぞ、いつか、おはじめになってください。
土や、稲が、いとおしくなりますよ。
さて、実は、あたしがお米を作りたいと思ったのは、何とはなしにお金が勝ちすぎる今の状況がおかしいなと感じ始めたことにさかのぼります。
2年程前から、阿修羅をROMするようになり、皆さんのお話を伺うにつけても、やっぱりおかしいと確信するようになりました。
また、親しい方の中にも、真面目にお金について疑問を持つ方もおられたので、そんな方とお話を重ねていくうちに、お金にはあまり頼れないなと感じたのが、ことの始まりでした。
その後、何かそれに変わりうるものがないかといろいろ当たった中で、地域通貨を知りましたが、うまく言えませんが、あたしの回りにあった地域通貨は、それなりの効用はあるのでしょうが、あまねく広がっていくという感じがまったくせず、今ではあまり期待をしておりません。
結局、現在のお金(円)を使うとして、どうしたらもっと心が穏やかに、もっと生き生きと生きていけるのだろうかということを考えるようになりました。
田んぼの神さまのおかげかもしれませんが、現在あたしの家には、お米の入った袋が、デ〜ンと鎮座ましましております。
これを見てつくづく思うのですが、「なぁ〜んだ、とりあえずは、お金がなくても食っていけるじゃないか」と思うのです。
これは、新鮮な思いでした。
そして、その感覚を皆がもてるのならば、けっこう楽しい世の中になりそうな気がいたしました。
余談ですが、ある友人と飲んでいたときに、いくばくかのお金が必要になり、それを銀行から借りようと思うという話になりました。
今でも、われながら不思議なのですが、そのときのあたしは、彼に「子供の学資として残してあるお金があるが、当面使うものではないので、5年間無利子で使ったらいいんじゃない?」と、進言しておりました。
今2年ほど経ちますが、これでいいじゃないかという気がしております。(もちろん、まったくの他人に貸すことはないと思いますが・・・)
ここにも、理屈でうまくいえないのですが、なにか、皆でうまくやっていくやりかたの種があるように思います。
国を守るとか、支配層に対してとか、いろいろなご説はもっともだと思いますが、わたしには、とても何か言えるものがありません。
ただ、まっくすさんの言うところの「タナトス」の表現が、もしも日本人が体現できたとすると、それは、あちら側もこちら側もまきこんで「ええじゃないかっ!」と思うような気がいたしております。(希望ですが)
相変わらずの、駄文で申し訳ありませんが、思うところを書かせていただきました。
お勧めのところは、読んだことがありますが、もう一度読んでみます。
また、ちがう味わいがあるかもしれませんね。
ありがとうございました。