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(回答先: Re: 人間の身の丈にあった社会の仕組みに、どこから近づいてゆけばいいのですか。 投稿者 あっしら 日時 2004 年 1 月 31 日 12:18:43)
Re: 人間の身の丈にあった社会の仕組みに、どこから近づいてゆけばいいのですか。
http://www.asyura2.com/0401/dispute16/msg/452.html
DP16 452 2004/1/31 12:18:43
投稿者: あっしら
いわゆる共産主義国家も、共産党官僚が云々というより、この罠(無理)によってあのような国家社会に行き着かざるを得ない宿命にあったと思っています。(それに輪をかけたのが、封じ込め的国際関係のなかで戦時体制をとった(とらざるを得なかった
(1)「利潤なき経済社会」に関する書き込みリスト
『【世界経済のゆくえ】「定常状態」あるいは「歴史段階的均衡」という経済状況』
『【「近代」から一歩先を見据えて】 「利潤なき経済社会」に生きる 〈その1〉』
『【「利潤なき経済社会」を生きる】 「利潤なき経済社会」とは − 「匿名希望」氏の問いに答えて − 〈その2〉』
『【「利潤なき経済社会」に生きる】 「利潤なき経済社会」の“経済論理” 〈その3〉』
『【「利潤なき経済社会」に生きる】 「利潤なき経済社会」における市場と競争 − 「近代的市場」とは何か − 〈その4〉』
『【「利潤なき経済社会」に生きる】 「利潤なき経済社会」における市場と競争 − 「近代的競争原理」とは何か − 〈その5〉』
あっしらさんへ、
上記文章を引用させていただきましたが、私なりに考えましてあっしらさんの言わんとしていることは「いわゆる共産主義国家も、共産党官僚が云々というより、この罠(無理)によってあのような国家社会に行き着かざるを得ない宿命にあったと思っています。(それに輪をかけたのが、封じ込め的国際関係のなかで戦時体制をとった(とらざるを得なかった)
要約しますとそこに行き着くかと思われます。ですが私自身はマルクスが最初の段階で間違いを犯していたと考えています。それは不平等の出発点として、ルソーも「不平等起源論」の中で書いている不平等の起源を人間の私有欲、つまり私有財産からと解釈していたということです。ここに一つの本が発刊されております、題名は「人が人を使って利潤を得てもいいという権利、人はそれを誰に貰ったのか」という楢篠賢司氏の著作です。私なりにその本の内容がすべて正しいとは思っていませんが、考えさせられる本だと考えています。そこではマルクスでは解くことができなかった歴史的部分を、ミゴトに解いているというように見えます。
ともすれば解かっていることだと考えている言葉の持つ意味、ここでは「利潤」という言葉が簡単に使われていますが(上記引用文)利潤とは何かという意味を完全に理解しているのでしょうか、ここでも楢篠氏は、「利潤の定義付」から起こしています、それを要約しますと「利潤を得るとは他者の労働の一部を私有する行為」その発生を歴史(ここでは考古学)的に解いております。
私自身まだその本を完全に理解しているとは思っていませんが、私なりに理解できたことをこれからもここに書き込み討論に参加したいと考えております、どうぞよろしくお願いいたします。
また北一輝の考え方がどなたかの文章に載っていましたが、現在の社会で問えることは民主制的大統領制がいいのか、もしくは天皇制のような君主制がいいのかといったとき。やはり国民の総意が反映される大統領制ではないかと考えますが。そしていえることは、アジア主義よりも国連を中心とした真の意味での話し合い社会ではないかと考えますが。