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(回答先: 小泉の靖国参拝はあっしらさんがいうように国際法違反なのだろううか? 投稿者 ブッシュ小泉 日時 2004 年 1 月 07 日 22:10:59)
サンフランシスコ講和条約で極東軍事裁判の判決受け入れを認めている日本国の総理大臣は、そこから派生する問題について国際信義に則って向かう合うべきだと考えていますが、極東軍事裁判の判決受け入れを否定しているわけではないので国際法違反だとは説明していません。
中国があなたが書くように「参拝するな!」と傲慢に主張しているとは受けとめていませんが、そのような思いを込めて非難していると思っているし、そのような非難は理があるとも思っています。
小泉首相は、自身の靖国神社参拝は近隣諸国の理解が得られなくてもいいという立場ではなく、理解が得られるはずだという立場です。
それならば、刑死したA級戦犯が合祀されている靖国神社を参拝するわけをきちんと説明しなければらないのです。
A級戦犯は戦没者ではなく、日本政府が受諾した極東軍事裁判で刑死した人たちです。
日本には日本の言い分があり、中国には中国の言い分があり、韓国には韓国の言い分があるというのが私の基本的な見方であり、それを率直に主張し合えばいいという考えを持っています。
日本が極東軍事裁判を含み日本の言い分を主張することに反対ではありませんが、日本政府が極東軍事裁判の非を唱えようとしたら、サンフランシスコ講和条約の一条項を反古にすることになるので米英などと険悪な関係になる覚悟が必要です。
満州事変以降の日中戦争は日本の侵略であるというのが極東軍事裁判の判決であり、それを根拠に合祀された人たちは「平和に対する罪」で死刑を受け、日本政府はそれをサンフランシスコ講和条約で受け入れているのです。
そのような人々を戦没者と合祀している靖国神社に日本国首相が参拝することを中国が非難するのは筋があるというだけの話です。
ブッシュ小泉氏:「無知な者を、ごまかしちゃいけませんよ。」
http://www.asyura2.com/0401/dispute16/msg/168.html
>あなたやわたしのような日本人が、「その戦犯の等級決めは
>日本人には関係ない。裁判の体をなさない「裁判」で連合軍が
>勝手に決めたことです。
>日本国民の自主的な裁判で決めたことではない」と主張するのは構いませんが
>だからその「構わない」主張にもとづいて発言しているのですがね?
>わたしゃ。当然。
あなたの極東軍事裁判に対する見方については一言も触れていませんよ。
論議の対象が日本国総理大臣小泉純一郎氏の行為をめぐる中国や韓国の対応や事実誤認の記述があったからあれこれ書いてきただけの話です。
[やり取りの出発点]
ブッシュ小泉氏:「中韓両国は米の占領政策の間違いをまったく責めないで、それを日本政府に転嫁している」
http://www.asyura2.com/0401/dispute16/msg/117.html
あっしら:「Re: 中韓両国は米の占領政策の間違いをまったく責めないで、それを日本政府に転嫁している
http://www.asyura2.com/0401/dispute16/msg/118.html
>でわ、お伺いしますが、その講和条約で批准された戦犯の等級決めを
>小泉がいつ否定したのですか?
>わたしのような庶民は構わないとあなたは仰った。しかし小泉が条約で認めた
>裁判の戦犯等級を否定してはいけないと。
>で、いつ小泉は否定したのですか?
>それから、「靖国神社に参拝してはいけない」ということも、
>極東軍事裁判の判決に間違いなく書いてあったのですな。
>しかし、初耳ですな。
まず、中国政府がそれを非難することには筋があるとは言っても、小泉首相が靖国神社に参拝してはいかんとは言ってないのです。