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(回答先: イラク派兵 日韓苦悶(朝日) 投稿者 縄文人 日時 2003 年 12 月 24 日 07:04:33)
「イラク人殺せば報復」バアシル被告、自衛隊派遣を批判
http://www.asahi.com/international/update/1224/002.html
インドネシアのイスラム過激派指導者アブ・バカル・バアシル被告は23日、ジャカルタの刑務所で朝日新聞記者と面会した。日本の自衛隊のイラク派遣に関して国際テロ組織アルカイダがテロ攻撃を予告しているとされることについて、「アルカイダが警告を発したなら、日本はまじめに受け止めた方がいい」などと述べた。
米英などのイラク攻撃と占領統治について、同被告は「フセイン元大統領は直接米国に危害を加えたわけではない。米国の本当の目的はイスラムへの攻撃だ。日本が米国に協力するのなら、イスラムを敵に回すのと同じだ」と、イスラム過激派の論理を展開した。
さらに「人道的援助で知られる日本は、それだけをすべきだ。ビンラディンは警告しただけだと思うが、もし自衛隊がイラク人を殺すような事態が起きた場合は、報復が起きるだろう」と続けた。
当初、自らが指導者とされた、アルカイダとつながりがある東南アジアのテロ組織「ジェマー・イスラミア(JI)」については、「エジプトにはあるが、インドネシアにはない。米治安機関の創作だ」と述べた。だが、JIの創設者とされる故アブドラ・スンカール氏については「(ともに治安当局に逮捕された)70年代末以来の戦友だ」と言明。JIの作戦司令官とされ、タイで拘束されたハンバリ容疑者についても「マレーシアに逃亡していたときの隣人だ」と、親交があることを認めた。
バアシル被告は4月、JIの指導者として国家反逆罪などで起訴された。一審は同罪を認めたものの、指導者であることは証明不十分とし、二審は同罪も認めず、入管法違反などで拘禁3年を言い渡した。しかし、インドネシアのイスラム急進派連合組織「ムジャヒディン評議会」議長は、今も公式に務めており、イスラム系政党幹部にも一定の影響力を持つ。
日本の公安当局は、自衛隊のイラク派遣問題に合わせて、インドネシアのイスラム過激派がすでに国内に入った可能性があるとみて、警戒を強めている。 (12/24 07:55)