現在地 HOME > 掲示板 > 戦争44 > 407.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 北朝鮮の核廃棄、100%の確認待たずも…米高官 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 09 日 19:22:45)
【ワシントン=東一真】ワシントンを訪問中の温家宝・中国首相は9日、ホワイトハウスでブッシュ大統領と会談した。両首脳は会談に先立つ歓迎式典でそれぞれ演説し、北朝鮮の核問題などで米中両国の協調をいっそう強めていく考えを示した。
ブッシュ大統領は、米中間には「共通利益」があり、反テロ戦争で共闘していると指摘、中国を外交活動における「21世紀の危険に立ち向かうパートナー」と位置付けた。
北朝鮮問題に関しては、「北朝鮮の核計画を排除することが朝鮮半島の安定と平和につながる」とした上で、6か国協議のホスト役をつとめる中国の努力を「問題の平和的解決につながるもの」として高く評価、今後も歩調を合わせていくことを表明した。
一方、中国の経済発展に関して、ブッシュ大統領は「現代の偉大な業績の一つ」とたたえつつも、「繁栄が全中国に及ぶことになるとすれば、中国政府は国際的な貿易、金融のルール、規範を完全に履行しなければならない」と述べ、巨額の対米貿易黒字を計上している中国側に厳しい注文を付けた。米側は人民元の切り上げや、中国市場の自由化促進などを強く求めている。
また、経済発展がもたらす経済活動の自由が「社会的、政治的、宗教的自由」に発展していくことに期待感を示した。
これに対し、温首相も「中国と米国が協力を強めていくことが、両国民、世界の根本的利益にかなう」として、米国との協調を強める考えを示した。また、米中協調の分野として、反テロや経済貿易問題などとともに、「地域問題」を挙げた。具体的には説明しなかったが、北朝鮮の核問題を念頭に置いたものと見られる。
温首相はまた、台湾問題について、「両国が(米中間の)『3つのコミュニケ』を厳格に順守すれば、両国関係は安定して前に進める」と述べ、ブッシュ政権が「1つの中国」政策を堅持するよう求めた。
(2003/12/10/01:39 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20031209i215.htm