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先月30日午後1時25分(韓国時間午後7時25分)ごろ、イラク北部のティクリット付近の高速道路で数発の銃声が鳴った。イラクの抵抗勢力が車でバグダッドからティクリットに向かっていた韓国人4人とイラク人ガイド1人を襲撃したものだった。
韓国人2人を含む3人はその場で死亡し、2人が負傷した。車の後部の窓ガラスは割れ、車内の床は血の海となった。
韓国人4人はイラクで送電塔建設などの作業を行うため、イラクの首都バグダッドのホテルに滞在していたオム電気の社員で、30日午前、アラビア語の通訳をしていたイラク人とともに、青い四輪駆動車に乗ってバグダッドを出発した。
バグダッドからティクリットまでは陸路で140キロ程度の距離で、約2時間で十分に着く距離だったが、現地の外交官らは爆撃などで道路が破損し、速度を出せなかったものと推定した。
この道路は前日の29日、在英国大使館参事官で、イラクの連合軍暫定当局(CPA)の代表として派遣された奥克彦(45)氏らが乗っていた車がテロと見られる攻撃を受け、亡くなった場所だった。
目撃者の話では同日午前、オム電気の社員を乗せてホテルを出発した車は、目的地のティクリットまで残り20キロ地点となった午後1時25分(韓国時間午後7時25分)ごろ、イラクの抵抗勢力が乗った不審な車から無差別銃撃を受けた。
当時の状況を目撃したイラク人は「銃撃した武装勢力が去った後、車の窓ガラスは全て割れ、10〜12発の銃弾が撃ち込まれていた。車の内部は血の海だった」と証言した。
この車からは3人の遺体と2人の負傷者が発見された。外信の報道によると、目撃した20代のイラク人は「不審な車が攻撃したので兄とともに行ってみると、3人が亡くなり2人がけがをしていた。全員韓国人のようだった。車の窓ガラスは銃撃で粉々になり、車内には被害者のおびただしい血が流れていた」と惨状を伝えた。
ロイター通信など一部の外信は5人の死傷者がいずれも韓国人だと推定したが、死亡者のうち1人はイラク人通訳で、残り2人は金マンス(45)さん、クァク・ギョンへ(61)さんだった。
負傷した李サンウォン(41)さんは足に3発の銃弾を受けて重傷を負ったが、イム・ジェソク(32)さんは下半身に1発の銃撃を受けたものの、精神的なショックの方が大きいとのことだった。
事件発生直後、死亡者の遺体はティクリットの南方20キロ地点に位置する米軍第4歩兵師団の第21野戦病院に安置され、負傷者はここで手当を受けた。
事件後、30日午後3時30分(韓国時間午後9時30分)ごろにロイター通信の第1報が伝えられるまで、韓国政府は関連事実を確認できなかったが、米軍スポークスマンが韓国人技術者との関連性を伏せたまま、イラク北部で3人が死亡する襲撃事件があったと発表し、韓国人の被害が明らかになった。
権景福(クォン・ギョンボク)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/12/01/20031201000110.html
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