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(回答先: Re:左側から犯人の乗った車が追走(毎日新聞) 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2003 年 12 月 01 日 01:15:56)
駆けつけた警官「1人は息あった」 邦人2外交官殺害
http://www.asahi.com/international/update/1201/001.html
2人の日本人外交官が乗った四輪駆動車は、幹線道路わきの農地に約30メートルのわだちを残していた。車体は地元のディジュレ警察が引き上げ、暫定占領当局(CPA)に引き渡したという。現場のすぐそばの道路わきでジュースなどを売る売店を持つハサン・アリさん(43)は、「昼前に遠くで銃撃音が聞こえたので外を見ると、黒い四輪駆動車が道路からそれて、畑に突っ込んだ。車の中に日本人2人がいた」と語った。
米軍広報官の話として、AFP通信は「一行は、食料や水を買うために売店近くに車を止めた」と報じたが、アリさんはこの話を否定した。
アリさんの通報を受けたディジュレ警察は、5人の警察官を現場に派遣した。そのうちの1人のダラフ・ファリスさん(30)は、「イラク人運転手と助手席の日本人は息がなかったが、後部座席の日本人は、意識はないが息をしていた。大急ぎで、病院に運んだ」と語った。ファリスさんと一緒に日本人外交官を車から引き出したもう1人の警察官アフマド・サーレフさん(43)の制服のシャツには、その時の血が付いたままだった。「なぜ、日本人を狙ったのか。日本人はイラクの復興に協力してくれることは誰もが知っているのに……」と語った。
ディジュレ警察はティクリートの南25キロにある。ディジュレ地区のシャーラン・アルクレイム行政長は「このあたりは略奪もあり、一方で米軍主導の占領に反対する武装勢力もいる。彼らは、何であれ、占領当局のもとで行われることを破壊しようとしているのだ」と語った。ディジュレ警察のカマール・アブドラ署長は記者を引き留めて、「治安が悪く、テロや強盗が起こっている、この地域で、日本の外交官がなぜ、護衛もつけず単独で走行していたのか。後で外交官だと知って非常に驚いた」と質問し、安全対策に疑問を投げかけた。
午前11時過ぎだったと見られる事件発生から警察署への通報までは約1時間かかった。警察が現場からまだ息があったという外交官をティクリートの病院に運ぶまでに、さらに1時間以上かかった。「電話も救急車も何もなく、緊急事態にとても対応できない。復興に対する日本の支援が必要です」と行政長は訴えた。
(12/01 01:02)