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【モスクワ町田幸彦】ラムズフェルド米国防長官は5日、グルジアの首都トビリシを訪問し、同国のブルジャナゼ暫定大統領らと会談した。トビリシからの報道によると、ラムズフェルド長官は会談後の記者会見で、グルジア領内にある2カ所のロシア軍基地を「ロシアは撤去すべきだ」と述べた。
長官は、3地域で分離派の動きが強まっているグルジア情勢について「不安定化の恐れがある」と指摘し、「ロシアの威嚇」に対する懸念を表明した。
ブルジャナゼ暫定大統領は「米国との戦略協力と欧州統合への参加を強化する」と述べた。グルジアには昨年5月から、「テロ対策協力」で米海兵隊70人が常駐している。
[毎日新聞12月5日] ( 2003-12-05-23:45 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20031206k0000m030132001c.html