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(回答先: 週明け基本計画閣議決定へ 防衛庁が準備を本格化(共同通信) 投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 04 日 02:57:08)
陸海空で1100人をイラク派遣、8日にも閣議決定
小泉首相は3日、イラク復興支援特別措置法に基づき、陸上自衛隊をイラクに派遣することを最終決断した。
首相官邸に石破防衛長官、川口外相らを呼び、11月に派遣した自衛隊の専門調査団の報告を聞いた結果、イラク南部のサマワ周辺の陸自の活動について、一定程度の安全が確保できると判断した。8日にも自衛隊派遣の基本計画を閣議決定する。派遣部隊は、陸上、海上、航空の3自衛隊で計1100人規模とする。空自は月内に先遣隊、年明けに輸送部隊をそれぞれ派遣する。陸自の派遣時期については、年内の先遣隊派遣も視野に入れて調整しているが、現地情勢などを見極めて最終判断する。
小泉首相は3日の石破長官、石川亨統合幕僚会議議長らとの会談で、自衛隊の専門調査団の調査報告に基づく、自衛隊派遣に関する防衛庁の「総合評価」(福田官房長官)を聴取した。
石破長官は焦点の陸自派遣について、サマワ周辺の治安が安定していることなどから、様々な安全確保策を講じることにより、「派遣は可能だ」との見解を伝えた。これを受け、首相は陸自の派遣を最終決断した。
3自衛隊の活動内容や派遣地域・時期などを盛り込む基本計画について、政府・与党は、8日に臨時閣議を開いて決定し、首相が記者会見して国民に説明する方向で調整に入った。この場合、9、10の両日、衆参両院で閉会中審査を行う見通しだ。
陸自は、北海道を拠点とする北部方面隊を中心に650―700人前後を派遣する。約30人の先遣隊を年内にサマワに派遣した場合、1月末から2月初旬にかけて本隊が現地入りし、住民への浄水・給水活動や医療支援を行う予定だ。学校など教育施設の補修などを行うことも検討している。
陸自が携行する武器・装備は、小銃や機関銃のほか、車両による自爆テロ対策用の無反動砲を加えることが固まった。警護担当の部隊については、10人編成の1班ごとに、無反動砲、機関銃各1門と小銃8丁、対戦車弾5発前後を装備させる方向で調整している。
空自は、C130輸送機3機と隊員約150人を派遣する。クウェートを拠点とし、イラクのバグダッド、バスラ両国際空港などとの間で、米英軍やイラク国民の生活関連物資などをピストン輸送する。
海自は、陸自本隊を派遣する際に持参する装備を「おおすみ」型輸送艦1隻で輸送する。護衛艦1隻が同行するため、派遣隊員は計約300人となる見通しだ。(読売新聞)
[12月4日3時5分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031204-00000301-yom-pol