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(回答先: 陸海空で1100人をイラク派遣、8日にも閣議決定(読売新聞) 投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 04 日 03:30:34)
http://www.sankei.co.jp/news/031204/1204sei021.htm
政府はイラク復興支援特別措置法に基づく自衛隊派遣の前提となる基本計画を9日に閣議決定する方向で最終調整に入った。小泉純一郎首相が3日午後に首相官邸で福田康夫官房長官、石破茂防衛庁長官、川口順子外相らと協議して固めたもので、来年1月中旬の自衛隊の本隊派遣を目指す。自衛隊派遣の国会承認をできるだけ早期に得るため、1月20日前後に予想されていた通常国会を前倒しして召集することも検討する。
この日の協議では、石破長官が専門調査団の調査結果を踏まえ「自衛隊のイラク派遣には問題がない」と報告、イラクへの自衛隊派遣の基本計画の閣議決定を急ぐことで一致した。日本人外交官殺害事件を受けて与党内には基本計画決定に慎重な意見も残っているが、「閣議決定を先延ばしすればテロに屈したと思われる」(自民党幹部)との意見が根強いことや、自衛隊のイラク派遣を期待する米国への配慮もあって、国際社会に対し早期に派遣の意思を明示すべきだとの判断に傾いた。首相は閣議決定に伴い、記者会見を行って国民に自衛隊派遣の意義を説明する方針だ。
政府は派遣に関するより具体的な内容を盛り込む実施要項を来年1月前半に決定、決定後ただちに自衛隊派遣の国会承認を得たい考えだ。
一方、政府は3日、イラクでの日本人外交官殺害事件について「テロ」との見方を固めた。
逢沢一郎外務副大臣が記者会見で「単なる物取りではなさそうだという強い心証が得られつつある」と発言。福田康夫官房長官も会見で「その(テロとの)見方は強いんじゃないか」と述べた。
逢沢副大臣は、テロの可能性が高いとみる根拠について、(1)複数国の通貨を含む現金、複数のクレジットカード、衛星携帯電話など2人の遺留品が米軍によって回収されている(2)2人が乗っていた四輪駆動車の左側を中心に、30発前後の弾痕が残されていた−ことを挙げた。
ただ、外務省首脳は襲撃の際に犯人が2人を日本の外交官と認識していたかどうかについて「いっさい分からない」とし、2人が乗った車が尾行されていたとの情報に関しても「情報は入っていない」としている。