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(回答先: トルコ爆弾テロで試される英米「特別な関係」(読売新聞) −両首脳「テロとの戦いに譲歩はない」言うと思った 投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 21 日 05:36:13)
http://www.asahi.com/international/update/1120/016.html
訪英中のブッシュ米大統領とブレア英首相は20日、ロンドンの英首相官邸でイラク情勢や国際テロ問題をめぐって会談した。会談後の記者会見で、ブレア首相は、イスタンブールで起きた英総領事館などへの爆弾テロ事件について、「(テロとの戦いで)後退や妥協はしない」と対決姿勢を強調。ブッシュ大統領は、米英軍などのイラク駐留規模について「治安上の必要に合わせて検討する」と述べ、来年6月の主権移譲後もイラク人による治安維持が可能になるまで継続する考えを示した。
両首脳はイラク政策をめぐる「イラク宣言」と、中東の民主化やテロ対策などで多国間協力を求める「共同声明」を発表。「イラク宣言」の中で、イラクの安定化を完結させる両国の決意を再確認し、イラク人自身が治安に関して「完全な責任」をはたせるようになるまで米英軍などの駐留を続ける、と明記した。
さらに、米英に批判的な欧州諸国を念頭に「初期の方針の違いを問わず、各国や国連などの参加を歓迎する」と、イラク復興への協力を呼びかけた。
イスタンブールのテロが、イラク問題で米国と共同歩調をとる英国を標的にしたとの見方が出るなか、ブレア首相は「イラクへの関与の度合いを減らすことはありえない」と語った。ブッシュ大統領は「イラクとアフガニスタンの民主化は、世界的なテロを打破するためにも極めて重要だ」と述べ、両国の安定化を進める必要性を強調した。
ブッシュ大統領は、ロンドン市内での大規模な反米デモについて、フセイン体制下のイラクや北朝鮮を例に挙げ、「自由に意見を表明できることはすばらしい。意見の違いは理解する」とかわした。
会談では、イランや北朝鮮の核開発問題も取り上げた。大量破壊兵器の拡散防止を目的に、船舶の臨検強化などを進める拡散防止構想(PSI)の具体化についても協議した模様だ。途上国のエイズ問題では、共同の特別作業部会を設けることで合意した。 (11/20 23:33)