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(回答先: Re: カルバラで襲撃、米兵とイラク警官の計5人死亡(読売新聞) 投稿者 長壁 満子 日時 2003 年 10 月 18 日 00:09:23)
情緒的には同感ですね。ハイテク兵器と圧倒的な空軍力を背景にした米軍の死者がせいぜい100人そこそこで、旧式の装備しかないイラク軍の死者は万単位というのは、非常にいや〜な感じがします。(英国のある評論家が今回のイラク侵略は「マイク・タイソンと車いすの老人のケンカに等しい」と言っていた)
第一次大戦では英国のエリート階級である士官の死傷率は兵隊のそれをはるかに上回っていたのです。旧帝国陸軍のように士官は後方で「突撃!」と叫ぶだけで兵隊の命を使い捨てにしていたのにくらべまだましだった部分があります。もちろん独軍・英軍の死傷率も拮抗していました。
それが今回のイラク侵略は何でしょうか!イラク軍との不均衡だけではありません。もっとむかつくのは米軍の人種構成です。エリートの白人は快適なオフィスで背広を着てふんぞりかえっている一方で(ポール・ブレマーはサダムの収集した最高級ワインを飲みまくっている由)、貧困なマイノリティの若者に市民権や奨学金をちらつかせて死ぬリスクを冒せと、言っているわけです。心底見下げ果てた奴らだと言わざるをえません。戦争は基本的に反対ですが、もしやるなら騎士道精神でエリートもNobles Oblige(エリート階級の義務)を全うすべきだ。