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(回答先: 共産党の意図的な利敵活動性や革命の瓦解について 投稿者 あっしら 日時 2003 年 11 月 20 日 18:10:23)
あっしらさん 丁寧なご指摘ありがとうございました。
さざなみ通信に対する所見には、納得しました。また目からウロコです。
問い２．について言えば貴方の主張を正しく記載していなかった点をお詫びします。私の理解内容があのような質問になったとご理解ください。故意に誤記したわけではありません。党派が必要か必要でないかのあっしらさんの結論については私の目にはまだウロコがこびりついています。それが何処から来ているかを検証するために、若干の私の姿勢を述べます。私は、数十年間、共産党と社会党に投票してきました。真剣に投票したこともあれば枯れ木も山の賑わいという思いで投票してきた部分もあります。選挙による議会制民主主義が一定の力を持つことを認めるからです。また一方、棄権するという一票にも同時に一定の力を認めます。現実政治の中で、自民党も民主党も公明党も全ての党派はその支持基盤の要望を政治政策の中で反映させねばならないという宿命をおびていると思うからです。これからの政策政治を考える場合、自民党と民主党の政策（中でも予算の分配をめぐっての）が最も影響を与えると思います。自民党は今大きく支持基盤を失い（中小企業者小売業者、農民団体等々）さらには、アメリカへの依存度の低い大企業家からさえその支持を失いかねません。自民党を支持するあらゆる階層の利益を調整し不満が起こらないよう工夫しなければ党が瓦解します。自民党の理念で政策を実行しているのではないし、党がなければ調整機能を失くし政策を実行できないと思います。民主党もまた理念で政策を実行できません。主な支持基盤である連合の利益を考慮しなければならないし、多国籍企業の政策も考慮しなければならないからです。
公明党もその支持基盤は、いわゆる庶民です。庶民の願望から大きくかけ離れた政策は実行できないと思います。少しばかり話が逸れましたが、いずれの党派もその支持基盤の利益を反映した政策しか取れないし、どの階層も、党派を強化して調整しなければ、政策を実行できないと思います。日本には一億強の人間がおり、数万の組織労働者、未組織労働者、中小業者、各種団体、自衛隊、警察等々、女子供、老人、病人その一人一人が自己の利益を追求しながら生活しています。ましてや、共産党の理念に共感すものだけで理念を実行する政策などできるはずはありませんし夢物語だとおもいます。同様に、ボルシェビキも中共も支持基盤の願望を反映しなければ存在できなっかったと思います、ましてや、彼等は権力機構を持っていなかった。軍事力は支持基盤の農民、労働者に頼り（相談し）資金も支持基盤に頼り（敵対勢力から奪うことも含め）約束事（立法）も支持基盤に頼り、なによりも統一戦線の構築に苦慮しているようにおもわれます。権力（紙幣を作る力、法律を作る力と司法する力、軍隊を動かす力）を支持基盤に頼らなくても（相談抜きで）できるようになってからしか、理念（私にはわかりません）の実現はできなかったはずです。
今、を考えるとき、世の中に労働者と資本家だけがいるのならいざ知らず。様々な階層とそれを反映した様々な思潮のなかにいると思います。奥田教を中心とした上部構造のお説教、この力は大きいし、一種の宗教になっています。共産党を中心にしたお説教（お説教にもならないかーーー）。
私たちは今、アメリカとその代理人による支配のなかで生活していると思います。（私には、支配形態の実相はよくわかりません。共産党が言うようにアメリカ帝国主義と日本独占資本の二つの敵論には何か胡散臭さを感じます。あっしらさんよろしければ、支配の実相と権力の実相をご教授ください。またまた、話の趣旨がずれたり、飛んだりしますが、年寄りの習性と思いご容赦下さい。
もし、私が漠然と思っていることが正しければ、反米の統一戦線を作らなければ勝てないのではないでしょうか？そのためには一部の独占資本、中間層、知識人、平和団体、自民党の一部、民社党、社民党、共産党、何よりも、中核をなす組織労働者の広範な統一戦線が実際的な問題だと思います。そのためにも、これ等諸階層の利益を調整し、反米という一定の目的を担う党派が必要だと思いますがいかがでしょうか？
幸い、アメリカは、世界中で孤立し、かっての力はないようです。アメリカがいる所、全ての場所で、手痛い反撃にあっています。あとはアメリカの労働者が止めをさすだけです。 私はその頃生きているのかなあ
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。