現在地 HOME > 掲示板 > 選挙1 > 304.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 高速道路無料化 意外と良いかも 投稿者 武田 日時 2003 年 11 月 06 日 01:40:25)
民主党が衆院選で「高速道路の原則無料化」を目玉政策として主張していることに対し、小泉首相(自民党総裁)は反論文書を作成し、これに基づいて無料化案を批判するよう自民党に指示した。反論文書では、「(民主党の)菅代表の『高速道路を無料化しても、新しい高速道路までできる』というのは全くの誤り」と真っ向から否定している。
具体的には、民主党が道路特定財源の一般財源化や自動車取得税の廃止を主張していることを指摘したうえで、〈1〉一般財源化などで道路予算は9兆円から6兆円に縮小される〈2〉このうち国が使えるのは約2・4兆円で、債務償還に2兆円を充当すれば既存国道の補修すらできない――などとしている。
首相周辺は「菅氏の地元のJR中央線立体交差事業もできない。どこの道路建設ができなくなるのかをはっきりすべきだ」と批判している。
竹中経済財政・金融相は5日の鳥取県米子市内での自民党候補の応援演説で、「高速道路をタダにするというが、タダより高いものはない。結局は税金の負担となって跳ね返ってくる」と述べた。首相が政府・与党一体となって高速道路無料化案を攻撃するよう指示した背景には、民主党の目玉公約が注目を集めることに対する危機感がある。
これに対し、菅氏は5日も静岡市内での応援演説で、「9兆円の道路財源のうち2兆円を借金返済に充てれば、無料にしても困らない。7兆円を有効に使えば必要な道路はできる」と訴え続けており、高速道路無料化を巡る論争は激しさを増しそうだ。
(2003/11/6/03:09 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20031106ia01.htm