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(回答先: 若者よ投票所に行ってください (1) [JANJAN] 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 10 月 18 日 12:36:33)
日本は民主主義もどき(別名パラサイト)というお化けの住処です。官と業と政治家との三つ巴のお化けです。「郵便局の民営化で構造改革を!」なんて、自慢げに声を張り上げている人がいますが、これはお化けのための構造改革なのです。庶民のことを考えての改革ではありません。郵政事業を民営化して天下り先の確保です。国立大学の法人化も同じです。お化けのあいだでは、ひそかに、すでに、天下り人事が決まっているとも耳にします。
日本式に言えば、私は記憶力ゼロの馬鹿ですが、2年前に米国の大学は卒業できました。そこで、日本式の馬鹿の判定基準は、米国式の馬鹿の判定基準とは正反対なのかもと思い至りました。《日本式秀才》イコール《米国式馬鹿》という図式です。米国には入試制度がなく、高等教育機会均等制がありますから、《記憶量》などには拘泥しません。《思考力》を育てることに重点がおかれます。
さて、日本をお化け天国にしている元凶が見えてきませんか?お化けを育てている入試制度をもつ教育制度と、お化けを優遇する学歴社会です。国民一人一人の幸せなんて、お化けにとっては関心外のことですから、次の言葉も出ます。「限りなくできない非才、無才には、せめて実直な精神だけを養っておいてもらえばいい」前教育課程審議会会長の《ゆとり教育》に対する言葉です〔大阪人権博物館発行、学歴社会と職業観・つくられる差別社会P14−15〕。
加えて、同時期出現の教育基本法への《愛国心》もりこみ浮上です。これらを偶然の出来事だと軽視していたら、日本は本当のお化けが出る国になってしまいます。実直な精神=愛国心=徴兵制という流れです。
徴兵制なんて、馬鹿な、実際におきるわけがない! 私もそう思いたいです。しかしおきるわけがないと言いきれますか?多数決でことは決まるんですよ。数の力です。有事法も、イラク法も多数決で決まりました。日本を戦争ができる国にしたい人たち(自民党のおおかた)が過半数議席を取れば、簡単な話です。
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