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(回答先: Re: じわじわと効いてくるという見方をとりたいです 投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 03 日 15:00:06)
エンセンさん。 こんにちわ。
こういう対談は楽しいです。
病気関係の英文論文の検討は、
仕事に近いこともあって、
気分転換にならないのですね。
(銀行に消費者金融並みの元本金利回収が可能なんですかね?
貸出審査が厳しくなれば自然とお客は闇金へと流れるわけですか。でもそうなれば銀行金利と闇金金利の間に位置する消費者金融(金利20%から40%前後)への需要もまた膨らみそうです。
銀行には消費者金融を吸収して維持していくだけの能力はなさそうです。
ですが、裏で消費者金融を吸収して、表では何も変わらない顔をしていれば銀行が吸収していても大丈夫のような気はします。これが狙い?)
そうでしょうね。
とにかく生え抜きオーナーが邪魔というのはありそう。
武井氏も今は大資本家ですから、
どんなに強気であっても、
風評等の株価への影響を最小限に押さえるという動機で動かざるを得ないでしょう。
銀行が何らかの形で関与すると、当然、「入り口で厳しく絞る」方向に転換するのでしょう。
債務者は、機械的にはじき出されることになります。
(「サラ金実録ガイド」(大久保権八)は面白い本です。
意外と融通がきくサラ金窓口の実態が良く分かります)。
もっとも私は行ったことないので、偉そうなことは言えません。
(「比較的寛容」だから「営業貸付残高約1兆6756億円」もあるんですかね。凄い金額です。
「武富士」の金利ってどれぐらいなんだろ? 40%くらいなんでしょうか。「貸付残高」から想像しても金利収入は凄そうですね。)
比較的寛容なことから、40%(あるいは法定上限金利)に近いはずです。
だから年間数千億円の利益が上がっているわけですが、
最近の貸し倒れ率上昇も凄いようです。
(もうこの辺りの人は闇金にも手をつけている割合が結構高そうですね。
闇金への返済のために「サラ金」から借りる、といった具合で。)
武富士も、昔は不良債務者の「見切り」ができたようですが、
不況の深刻化に伴い、
見切りがだんだん難しくなってきたということなのでしょう。
武富士すら闇金に「食われて」いるのが数字から見える実態のようです。
このあたりの「金利」と「高利貸し」というテーマは、
あっしらさんご指摘のように、
イラク戦争とも本質的につながっている話なのだと思いますね。
少なくとも、私の中では、近いお話ということになっています。