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http://www.asahi.com/national/update/1127/004.html
福岡市東区の衣料品販売業松本真二郎さん(当時41)一家4人が殺害された事件で、福岡県警は26日、殺害を認めているとされる元専門学校生、魏巍被告(24)=別の強盗罪などで起訴=ら中国人3人が、強盗目的で実行したと断定した。来日中の中国公安当局の捜査幹部との協議で、魏被告と、中国で拘束された元日本語学校生、王亮(21)、元私立大留学生、楊寧(23)の両容疑者の供述が詳細にわたって一致したことから判断した。県警は魏被告を強盗殺人容疑で再逮捕する方針を固め、引き続き中国側と協議する。
県警はこの日、福岡市内のホテルで、中国公安当局の捜査幹部らと約7時間にわたって協議。警察庁の国際捜査の担当者や福岡地検の検事も出席し、動機や殺害状況に関する3人の供述内容や捜査状況を確認した。9月末に県警の捜査幹部が中国を訪問したときよりも詳細な供述内容が報告されたという。
捜査関係者によると、3人の供述は「金品を奪う目的で3人だけで実行した」という点で一致。「高級車を持っていて金持ちそうだったから狙った」とする動機や松本さん宅に侵入した手口、詳細な殺害状況などについても矛盾する点がなかったという。
供述によると、6月20日午前0時ごろ、金品を奪う目的で松本さん宅に侵入。浴室にいた妻千加さん(当時40)、寝室にいた長男海君(同11)、長女ひなさん(同8)の首を絞めるなどし、同1時半ごろに帰宅した松本さんも襲ったという。
松本さんの外国製乗用車で、4人を同区箱崎ふ頭4丁目の岸壁まで運んだことや、その後、車で福岡県久留米市まで行き、駐車場に放置したことについても同様の供述をしている。
事件は当初、松本さんの子どもまでが殺害され、海に投げ捨てられたという手口から、一家に恨みを持つ人物の関与が疑われていた。しかし、これまでの捜査で3人以外の関与が浮かばず、中国側との協議を踏まえ、県警は3人だけで計画、実行したと判断した。
(11/27 03:01)