現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件10 > 762.html ★阿修羅♪ |
|
http://www.sukotan.com/shayda/shayda_top.html
http://www.kt.rim.or.jp/%7Epinktri/afghan/index.html
○
http://www.kt.rim.or.jp/%7Epinktri/shayda/shayda_joint_statement.html
紙の署名だけでなく、オンラインでフォームによる送信を通じて
賛同していただけるようになりました。
以下のジョイント・ステートメントにご賛同いただける方は、
http://homepage2.nifty.com/%7Eislands/Team-S/subscription.html
からお名前等を送信いただければ幸いです。
###
ジョイント・ステートメント
イラン人同性愛者シェイダさんに難民認定を!!
私たちは、イラン人同性愛者であるシェイダさんを難民として認定するよう、日本
政府に要求します。
イランには同性愛者を死刑とする刑法があります。欧米に拠点を置く亡命イラン人
同性愛者の団体「ホーマン」によれば、1980年代で4000人もの同性愛者が処刑により
命を落としました。また、イラン社会における同性愛者への差別や偏見は根強く、家
族や友人にさえカムアウトすることは、私刑や密告などの大きな危険が伴います。一
般市民の手で行われる同性愛者への私刑は、警察によって黙認されているのが現状で
す。
シェイダさんは、このような弾圧から逃れて生き延びるためにイランを去りまし
た。現在「ホーマン」の一員でもあるシェイダさんは、同性愛者であることをカムア
ウトしており、同性愛者であることを理由に2000年に難民申請をしました。この難民
申請も、在留権も認められず、収容所に収容されてしまったシェイダさんは、同年7
月、法務省を相手取って行政訴訟を起こしました。第1審が今でも続いています。難
民認定については、異議申請が却下された後、シェイダさんは再び難民申請を行って
います。その決定はまだ出ていません。
シェイダさんが同性愛者であり、それを理由として難民申請をし、現在、裁判を行
っていることは、すでに英字新聞などで報道されており、駐日イラン大使館を通じて
イラン当局にも知られていると考えられます。従って、万一シェイダさんが強制送還
された場合、迫害を避けることは困難な状況であると言えます。
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は2001年、このような事情を抱えるシェイダ
さんを難民と認めました。これは、難民条約に定める難民の定義にシェイダさんが当
てはまると国連が判断したことを意味します。
シェイダさんには、生き延びる権利があります。これは基本的な人権であり、その
権利を阻害することは許されません。日本が人権を重んじる国であるならば、また、
難民条約を遵守する国であるならば、母国で迫害の恐れのあるシェイダさんを難民と
認定することは当然の義務であり、国際社会に対する責任でもあります。
一日も早くシェイダさんを難民として認定するよう、ここに強く要請します。
###