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山口組組長に賠償命令 警官誤射殺で大阪高裁
1995年、対立抗争する組員と間違えられ、指定暴力団山口組系の3次団体組員に射殺された京都府警下鴨署の藤武剛警部=当時巡査部長(44)=の遺族が、山口組の渡辺芳則組長(62)と実行犯ら4人に総額1億6400万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が30日、大阪高裁であった。
林醇裁判長は実行犯2人と直属の組長に計約8000万円の支払いを命じた1審判決を変更、「渡辺組長と実行犯らとの間には、実質的な指揮監督の関係があった」として使用者責任を認め、渡辺組長にも3人と連帯して賠償するよう命じた。
日本最大の暴力団組織のトップに下部団体組員への使用者責任を認め、賠償を命じた初の判決。組員の抗争をめぐる同様の訴訟に大きな影響を与え、暴力団組織の責任追及に弾みがつきそうだ。
渡辺組長側は上告する方針。(共同通信)
[10月30日18時57分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031030-00000148-kyodo-soci