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(回答先: 教職員組合事務所から弾丸 日教組が抗議声明発表 (共同通信) 投稿者 エンセン 日時 2003 年 10 月 28 日 11:31:39)
エンセンさん、レス遅れてすいません。
一応抗議はあったんですね。
あっちこっちの板を覗いていると私のようなシンキローにも匹敵するサメ脳では結構めまぐるしくなかなか目がと通せない状態で、限界を感じます。
私なりにもった感想を以下、少々長くなりますが、述べたいと思います。
>「一連の犯行は言論や民主主義をテロ的な暴力によって封じ込めようとする卑劣な犯
>罪で、断じて許すことができない」などとする抗議声明
でも単なる「テロ的な暴力による卑劣な犯罪」(だから警察は取り締まれというお願い)だけで片付く問題ではないことは明白です。
「一連」にしては多発しすぎで、銃を使用した攻撃であるにもかかわらず権力は挙げようとしない。
銃や爆弾(めいたもの)を使用した日教組、朝鮮総連の建物への攻撃があるのだから警戒してしかるべきですが守ろうともしない。
自ら警戒心で武装することも必要ですが、社会的に攻撃の目的や背景を明らかにして二度とこのような攻撃を発生させない戦いも必要なのです。
JR労働者が、権力からの攻撃が加えられるたびに社会に向けて謀略(「過激派集団」というフレームアップ、不当逮捕、長期拘留、不当捜索、時折発生する鉄道事故の謀略性など)の危険性を喧伝しています。
このことは自らの組合を守る上で大切なことです。
権力もあからさまな攻撃が加えにくいわけです。
歴史教科書の改悪や有事法制に反対している日教組という組織は「言論(の自由−−−筆者)や民主主義」を奉じてはいますが、この攻撃は「言論や民主主義」一般に対する攻撃ではない。反対しているからこそ、明らかに国家にとって都合の悪い日教組という組織を壊滅させるための銃撃をも含む脅迫行為です。
未だ組織の担い手に対する実体的抹殺は加えられていなくとも、これではさらなる「建国義勇軍」の戦術のエスカレートを導くだけです。敵の具体的な攻撃内容を分析することなく「言論の自由と民主主義に対する攻撃」(しかもこのカテゴリー自体不明確)といって一般論化することは、的確性にかけています。実体的な損害が出たとしても、それも同じ一般論で理解しようということになります。そうしている間に組織は壊滅させられます。
広島は反戦教育に力を入れていたからこそ支配階級の憎悪の対象であった。今回の東京の場合はどういう教育をしていたかは不詳ですが、警備が手薄だったから攻撃したわけではないでしょう。石原のお膝元だから行えたのかも知れません。
国家が日教組に対する謀略部隊による襲撃を取り締まらないときに、謀略を暴くのではなく日教組自らが「卑劣な犯罪」「民主主義への攻撃」だけで片付ける。相手の真意はわかっているからこそ言えない、言えばもっとひどい仕打ちを受けると恐れているのです。こんな本部の対応は本当に先生たちを危険に晒す結果になります。
(このことは朝鮮総連の対応も基本的に共通しています)