現在地 HOME > 掲示板 > 地震・天文10 > 444.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 自然災害論 投稿者 tetujinn 日時 2003 年 11 月 30 日 20:44:37)
海水温上昇が原因、南極の棚氷の崩壊 -2003/11/04-
http://www.c-crews.co.jp/gnext_express/news/back/0311/031104_14.html
南極で相次いでいる棚氷の大規模な崩壊は、周辺の海水温度の上昇によって氷の底部が解けたことが原因とする解析結果を、英ケンブリッジ大やアルゼンチンの研究チームが31日付の米科学誌サイエンスに発表した。
棚氷の崩壊は近年の地球温暖化傾向が原因との見方が強いが、直接の関連を示すデータは少なかった。研究チームは「今のペースで温暖化が進めば、南極の氷の減少はさらに激しくなるだろう」と警告した。
同大学のアンドルー・シェパード博士らは、1995年と2002年に大規模な氷の崩壊が起こったラルセン棚氷について、1992―2001年の人工衛星のデータなどを解析。残っている棚氷の標高が最大で年間27cmのペースで低くなっていることを確認した。
氷の減少は棚氷の先端部ほど激しく、気象や海水温度、海流などの解析結果から、温度の高い海水の流入によって氷の底部が解けていることが原因と考えられた。研究チームは、2回の崩壊は、氷が薄くなって割れ目ができたためとみている。
2003.10.30 共同通信