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Re: 【横浜市立大学について書いてありました】
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投稿者 処方箋 日時 2003 年 11 月 13 日 23:42:10:lkpL4Fj8ypCy2

(回答先: >>日々通信 いまを生きる 第80号 2003年11月11日<< 【横浜市立大学について書いてありました】 投稿者 なるほど 日時 2003 年 11 月 13 日 02:16:32)

■ コメントします。

> 将来、やっかいものになるおそれのある大規模開発には多額の支出をつづけなが
ら、大学の病院などの建設費の債務があるからといって、大学を廃校にするとは、ど
う考えても理解しがたい話だ。
 これは、保育園や病院やその他の福祉施設やごみ処理施設等、市民生活に関係深い
ものを民営化して、市が責任を負うことをやめようとする一貫した中田市政の態度の
現れだ。

小泉内閣+民主党=国際金融マフィアのエージェント(=彼等と略称)は、日本の公共資産のうち、儲かるもの全てを外資に叩き売り(民営化)する予定。


> ここには大学に対するおそるべき無理解がある。大学は単に市民のためにあるので
はなく、横浜市ほどの日本第二の都市ともなれば、国と世界に対してそれ相応の貢献
をするという観点があってもいいのではないか。

彼等は、公立の教育機関を統廃合して民営化すると同時に、思想統制してゆく。
『従来の公立教育機関は、貧しい出自の若者が反体制的な思想を育む、典型的な施設であった。』と彼等は看做している。
彼等は「無理解」なのではなく、そのようなものとして理解し、敵対して攻撃を始めたのだ。


> そのことをまったく無視して、<あり方懇>の座長とかいう橋爪大三郎氏は、最初
の<私案>を出し、これが、ともかくこの改革騒動を巻き起こしたのだ。

橋爪大三郎は、彼等と同類であることが以前から証明されており、警戒が必要。


> 何かだまされたような空虚な感じがしていると思うが、これは市大だけの問題では
なく、同様な問題と戦っている全国の大学構成員に対する裏切りであり、多分、歴史
に残る出来事なのだ。

東京都立大学しかり、これから次々と、同様の事件が全国で発生し、思想統制と外資への切り売りが進行する。


> そして、いまは思うのだ。いくら批評しても、意見を述べても、ほとんど、彼らは
聞く耳をも持たないのだ。馬耳東風というのだろうか、蛙の面になんとかというのだ
ろうか。
> 某教授はいくらいっても聞かれないのだから、自分は隠者になって、ひたすら論文
を書くのだと言っていた。
 つまり、こうした無気力感が教師たちを支配している。

大事件なのに、声高に叫べない雰囲気作りまで為されている。


> この無気力化こそ、この改革の本質なのだ。

ジョージオウェルの「1984年」が、20年遅れで現実のものとなった。


>私は1933年の滝川事件を思い出す。
あれから、どどっと戦争の泥沼に突入したのだ。
大学の自由が奪われるのは、国民の自由が奪われることなのだ。
自由のない大学、国家や、行政に従属するとき大学は死ぬのだ。

彼等の「自由」は、弱者への機会均等に基づく個人相互の尊重ではなく、資本の論理に基づく強者の自由でしかない。それは、市民社会の破壊でもある。戦争は、資本の論理の効率的な発露である。

『もはや、地位や収入や好ましい評判を維持したまま、何も失わずに、彼等による「改革」に抵抗できるという、甘い考えを捨てざるを得ない。』ということに、大学人達も気づくべき時が来た。

国際金融マフィアが、その本質を余すことなく発揮している、イラクへの侵略とイラク人の戦いを注意深く見るならば、それが対岸の火事でないことに気づく筈。

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