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(回答先: Re: 一度には入りきれないから、段階的に情報が入ってきたりします 投稿者 寅蔵 日時 2004 年 1 月 12 日 10:56:24)
かばさんの記事の中にありました近藤先生の癌のお話ですが、
癌が老化現象という見方について
論というわけでもないのですが、どうしても人の身体の中を細かく調べると
良い細胞と悪い細胞というように区別して見るようになるのかも知れません。
もっとも、それが事実として見えている訳ですから間違いはないのですが、
ちょっと全体的に考えてみると、ちょっと見方も変えられるのではと思います。
演劇の舞台ではありませんが、劇中には良い役、悪い役というのがありまして
観客は舞台を見ていて、単純にAは良い奴、Bは悪い奴というようにわけて見て
いると思います。
ところで楽屋の方を覗いてみると、なんだかガヤガヤ楽しそうにやっているのです。
なんと、舞台で憎しみあい殺し合っていた善悪の塊みたいな役者たちAもBも仲良く
おしゃべりしているではありませんか。
AはBに向かって「いやあ、あんたの役はこの舞台の要役だねえ、こんど私にもやら
せてもらえないかい」 Bは「いやいやこの役ははまり役だからね、おいそれと
渡す訳にはいかないんだよ。この役は悪役とは言え、この劇団を成り立たせている
重要な役割をしているからねえ」
今の免疫理論では、感染症でも同じように見えているので、どうしても善悪と決めつけ
てしまうようです。たとえばSARSにしても、インフルエンザにしても、ウイルスを
悪だと見ているでしょう。
ここが見方の重要ポイントだと思われます。
視点をもうちょっと変えると、医学はひっくり返るかも知れません。
もう少し、情報が欲しいところです。
待ってます。