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(回答先: Re: 今村氏逮捕される--医師会によるいじめか? 投稿者 かばさん 日時 2003 年 12 月 30 日 15:48:18)
何のために医師法と薬事法があるのか?
ということを考えると、どうも何か見えてくるようです。
本来はニセ医者とニセ薬を防いで一般に患者を守るためにあるものです。
それがどうやら今は本来の法の精神とは異なった方向に見えています。
薬害があってもこの薬事法ではほとんどひっかからないのでしょう。
しかし、民間はそうは行きません。
副作用があればもちろん。害がなくても効果がないとそれも対象になるでしょう。
もちろん、おかしな民間薬などは追放されるべきでしょうが、法で守られている
医薬品にもずいぶん怪しい薬があるのに。 不公平な法律です。
これはもう独占支配を守るためと言われてもしょうがないのでは?
この日本ではそんな事はあり得ないはずですが、西洋医学の本場欧米の例をとって
みると。
以下、ユースタス・マリンズ著 「医療の犯罪」より
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解説
医薬産業が如何にその権益を守るのか、その手段の一端が分かる。
なぜ人体に害があることが分かってる薬が認可取り消しにならないのか?
それは取り消さないように国がしているからなのです。
では、なぜ国が取り消さないようにしているか?
それは国の医療・産業に係わる中枢が、産業側の人間で支配されているからです。
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彼らは医療支配を維持するために、大衆に莫大な費用と犠牲を払わせてい
るのである。
医療独占支配の最初の企てはおよそ五〇〇年まえ英国で始まった。英国のヘンリ人世の署
名で制定された「一五二年法」である。この法律は「専門委員団」の許可なしに内科や外
科を開業することを禁じていた。この法律は一五@八年に王立医科大学の設立によって形
式的にも整ったものとなった。一五四〇年に国王が理髪師と外科医の組合にも認可を与え
たために、彼らも内科医と同様の権限をもつようになった。免許をもつた医師たちはすぐ
に、貧しい居者の治療をしていた無免許の医者を排除する連動を開始した。世の中、所変
われど品変わらずで、現代の米国でもおなじ運動が永いあいだ行なわれている。
この英国版の無免許医師排斥運動は、彼らの治療を受けていた貧しい患者たちに広い範
囲で被害を引き起こしたため、ヘンリー八世は一五四二年に「ニセ医者憲章」の制定を余
儀なくされた。この憲章は「無資格の医師」の罪を免除し、彼らがそのまま医療行為を続
けることを認めるものであった。
このような法律は、米国ではいまだかつて一度も制定されたことがない。米国では「ニ
セ医者」は単なる無資格の医者、すなわち米国医師会AMAやその支配下にある政府機関が
「認定」していないというレッテルを貼られるだけではない。それだけで即座に逮捕さ
れてしまうのである。無資格医師の特例免許という制度が、英国社会の特徴の一つとして
植民地である米国に伝わらなかったのは興味深い。一六一七年、英国に薬剤師協会が設立
された。一八三二年には英国医師会が設立認可を受けた。これが契機となって米国でも同
様の組織、米国医師会AMAが設立された。
一八四七年。
この組織が設立当初からもっていた唯一の目的とは、米国において医療の絶対的な独占支
配を確立し、その体制を維持することであった。
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以上を丸飲みすることは危険です。
しかし、何か考えさせられるないようでした。こんなことがもしあったのなら、
それは一般市民に責任があるのかも。それを認めてきたのは 「皆」だから。