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(回答先: 田中、松田氏が辞意 推進委、空中分解(共同通信)−首相「推進委の意見がほとんど尊重された」と言っているはなから 投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 22 日 19:28:26)
(第5段落を追加します)
みずほ信託銀行10000株保有。
●地銀を助けるための手段でもある。
地銀など、ペイオフで容赦なくつぶしたいとこだが、間接金融の傾向が強い日本では無理がある、高速道路建設という唯一の箱物をなくしたくない一心という無言の圧力も働いているし、雇用面での支えという意味もあるだろう。
柳沢大臣が言っていた、「竹中大臣でも行うことは私とあまり変わらない。」という意味がここにある。
しかし、こんなことをやっても地銀のリスクは変わらない。
要するに先送りである。
こんなことをするなら、もっと地銀のM&Aを促進することが必要である。
みずほなど都市銀行がボーっとしているからこんな、状況になる。
みずほは、もっと利益が出さなくてはならないし、雇用をしなくてはならない。
ひとつの県に、きちんと地銀・第二地銀が存在しなくてはいけない理由はどこにもない。日本の銀行は、多すぎるのである。だから貸し出し利率をあげるのは地銀では限界がある。
みずほなどの利益源泉が広い、都市銀行が先行して、地銀を吸収合併しなくてはならない。
そのための改革を行わないみずほは、かなり日本の将来にとって国賊的態度である。
たった、2000億の返済を計画しただけで何か思い違いをしている。
みずほががんばれば、利益は1兆は出るはずである。
せめて将来像が鮮明になれば株価は上昇する。
今大切なのは、大きな政府から小さな政府に移行することである。
そのためには、民間企業(特に銀行・証券会社)が利益を大幅に出し、それを次の投資にまわすことである。
それができてこそ、小さな政府が出来上がる。
日本の足を引っ張っているのは、「国民の過度なリスクへの恐怖症と間接金融への依存度」である。
このことはそれだけ、官庁の民間支配が強いという裏返しでもある。
官庁は国民から監視され、官庁は民間を事後チェック方式に改めるべきである。
12月22日(ブルームバーグ):福岡シティ銀行など一部地銀株が大きく下落している。同銀は、政府が11月末に足利銀行を一時国有化することを決めた直後から、じりじりと値を下げていた。また、同銀と来年10月に合併予定の西日本銀行も下落している。金融庁が検査・監督体制を強化する方針が来年度予算でも認められたことを受け、財務基盤の弱い地銀株に対する市場の見方が厳しくなっているものとみられる。
株価終値は、福岡シティ銀が前週末比20円(20.8%)安の76円、西日本銀が同16円(11.0%)安の130円、北海道銀行が同9円(8.8%)安の93円など。東京証券取引所第1部の下落率ランキングでは、福岡シティ銀が第3位、西日本銀が第8位、北海道銀が第9位となった。
UBS証券株式調査部の田村晋一アナリストは、「地銀の株は足利銀行の国有化後、不透明感や経営への不安感からずるずる下がっている」と述べたほか、「金融当局が検査を厳格化するにつれ、より地銀への不信感は膨らんできている」と指摘している。
福岡シティ銀は22日、株価について「当行の実態を反映したものではないと認識しております」(広報室の池尻雅親調査役)とのコメントを発表した。その理由として、2003年9月中間期決算で、コア業務純益が過去最高の144億円、純利益も当初予想を約10億円上回る55億円となり、業績が着実かつ大幅に回復していることを挙げている。また、「当行に対して金融検査が実施されているとの一部報道がありますが、そのような事実はありません」(同氏)という。
西日本銀行・経営政策室の高田清大氏も22日、最近の株価下落について「当行の実態を反映していないと考えている。投機的な動きと認識している」と述べた。決算数字について「業務純益も196億円で、自己資本比率も前期より改善している。不良債権も307億円減らしている。当行では1株当たりの株主資本が272円あるので、常識では考えられない株価水準」という。
民間信用調査機関の帝国データバンクが12日に発表した「銀行123行の税効果会計実態調査」によると、繰り延べ税金資産の資本依存度は、地方銀行63 行の合計が18.9%で、第1位が西日本銀の57.6%、第4位が北海道銀の54.3%だった。第2地方銀行49行の合計は27.2%で、第3位の福岡シティ銀が67.5%と、繰り延べ税金資産に大きく依存している格好だ。
政府は11月29日に、あしぎんフィナンシャル・グループの足利銀行が破たん状態にあるとして、一時国有化を決めた。足利銀は2003年3月期決算で他の地銀と比べ、繰り延べ税金資産への依存度が高く、自己資本比率がぜい弱だったほか、不良債権比率も高かった。国有化決定後に明らかになったところによると、実際の自己資本比率はマイナス5%だった。また、2003年9月中間期では、 1023億円の債務超過で、自己資本比率もマイナス3.7%だった。