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(回答先: 世界経済情勢 雑感 投稿者 Ddog 日時 2003 年 11 月 03 日 21:59:17)
Ddogさんのお説はいつも興味深く読んでいます。上のご意見にも概ね同意しますが、アメリカに永年住んでいる私が日本とアメリカの政府を比較した場合、日本政府の方が嘘が少ないと感じています。アメリカ政府の労働省と財務省の発表する数字はあまりにもインチキが多く、全く信用できないというのが私の見解です。ですから、アメリカ政府の数字に基づいて議論をし結論を導くことは極めて危険です。
アメリカの個人金融資産にしても、例え32兆ドルという数字を受け入れたとしても、国全体で現時点で34兆ドルの借金があり、将来の確定した支出が40兆ドルもあるのではアメリカ人が裕福であるとは到底言えません。実際、トップ1%の裕福層を除き、アメリカ人家庭のやりくりは火の車で、貯金どころの騒ぎでは無いのです。私は、アメリカの経済は十年以内に破綻するのは確実で、大幅な生活水準低下は必至と見ています。そのとき日本も同時に破綻するのもほぼ確実ですが、破綻から立ち直るのは製造業に未だ強い日本の方が遥かに早いであろうというのが私の見解です。