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10年前に発覚していた米国狂牛病
▼ 福田官房長官は「全頭検査ナシでも輸入」の暴言 ▼
これまで安全とされてきた米国で狂牛病が見つかったことに、米国民も大ショック
を受けている。しかし、米国での狂牛病の危険性は、10年も前から指摘されていた
ことが分かった。
「米ウィスコンシン大のリチャード・マーシュ教授が90年代に『スクレーピー』
『牛ミンク脳症』というタイトルのリポートを米農務省に提出。米国に狂牛病の牛が
いる危険が高いと警鐘を鳴らしているのです。しかし畜産業界からの圧力があったの
か、米農務省は無視してしまったのです」(米在住ジャーナリスト)
マーシュ教授は、当時米国各地にあった「ミンク農場」のミンクが、脳がスポンジ
状になって次々に死んでいることを発見。調査の結果、病死した牛を餌にしていたこ
とを突き止めた。
となると、これまでに米国から輸入された牛肉の多くが、狂牛病に汚染されていた
可能性がある。実際、米国のBSE検査は、世界最大の牛肉生産国とは思えないほど
ズサンなものだ。
「米国は日本のように全頭検査していない。検査するのは、実に9000頭に1頭の
割合です。しかも、牛がふらついたり、立てないといった神経症状が外見に見られな
い限りは見過ごされている。ベネマン農務長官は『今回のケースが唯一の例だと信じ
ている』と安全性を強調しているが、どこまで信じていいのか」(霞が関関係者)
そもそも、英国で18万頭も感染牛が見つかっているのに、世界一の生産国である
米国で、今まで1頭も見つからなかったのも不思議だ。
しかし、福田官房長官は「米国は全頭検査をしないが、大丈夫だという状況があれ
ば(輸入再開を)認める」と言っている。国民よりも米国の方が大事らしい。