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笹山登生の掲示板 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#5512 から一部を転載。
BSEにかかったのは、アメリカ・ワシントン州のYakimaの東南40マイルにある人口1800人のMabtonの近くの農場のホルスタイン一頭でダウナー牛として処理された。
と畜処理後の肉は、少なくとも、二つのラインの加工経路に乗ったと見られる。
と畜処理したMidway Meats of Centraliaから処理肉が回ったのは、Interstate Meat と Willamette Meatであると 見られている。
しかし、危険部位については、レンダリング工場に向ったものと見られている。
今月9日に行われた米当局者による狂牛病検査で"presumptive positive"「推定(仮性)陽性」 であることが明らかになった。
この時の検査では、採取されたサンプルは、まず、アイオワ州のAmesにあるUSDAのNational Veterinary Services Laboratoryに送られ、顕微鏡検査による組織検査と、免疫組織化学的検査が行われ、検査結果が12月22日に返ってきて、12月23日に再検査に回された。
この間において、USDA検査とは別途の検査として、米軍ジェット機で英国の研究所(animal disease laboratory)に搬送された。
また、USDAは、関係機関との総合的な連携検査体制を敷いた。
感染牛が見つかった農場は検疫、隔離措置がとられた。
最終結果の判明には、3─5日かかる見通し。
関係業界に与える影響について、マグドナルド社は、この肉の流通経路とはリンクしていないと、関係のなさを強調したが、同社のニューヨーク取引所での株価は、$25.28から$24.20 に急落した。
また、穀物業界では、BSE発生の業界に与える深刻さを予測しているが、逆に、動物性飼料から、植物性飼料へのシフトによる需要像を期待する向きもある。
さらに、生体牛などの家畜業界では、これが単にワシントン州にとどまらず、アメリカ全土に拡大することを極度に恐れている。。