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病棟
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投稿者 エンセン 日時 2004 年 1 月 24 日 19:47:06:ieVyGVASbNhvI
 

(回答先: 検問 投稿者 エンセン 日時 2004 年 1 月 24 日 19:42:37)

 
病棟


子供たちの運命

イネッサは、激しく汗をかきながら目をさました。
荒い息づかいで目を開き、あたりを見まわすと、窓辺から差しこんでくる冷たい月の光があった。
隣の寝台のうえに目を投げたとき、さきほどまでそこに眠っていたスヴェトローワの姿が見えなかった。
──どこへ行ったのかしら──
イネッサは高い熱に浮かされながら、空っぽになったベッドをふたたび眺めた。この少女の目をとらえたのは、きちんと畳まれている毛布だった。
──スヴェトローワは、もう帰ってこないのね──
イネッサの顔先に、さきほどの情景が浮かんできた。
母親のターニャと同じぐらいの歳と思われる看護婦が、あの少女の血圧を測ってから、医師のもとへ走っていった。残されたスヴェトローワは、鼻に2本のチューブを突っこまれたまま、行き絶えだえの様子で、しきりと頭を左右に振っていた。かなりの熱のため、体じゅうに炎が走るような状態に陥っていた。
ほとんど開かない目と、なかば開いたまま空気を求め続ける口が、その幼い少女の明日とも知れぬ身を案じさせた。それでも、動きの鈍くなった手でねまきの腕をたくしあげ、時折、「ソフィア……ソフィア」とうわ言のように名前を呼んでいた。別れた母親の顔を求めていたのである。
むき出しにした細い腕には、苺のように赤い斑点が、数ヶ所に浮き出していた。やがて、全身に突きさすような痛みが走ったかと見る間に、狂ったようにもがく腕がチューブをはね飛ばした。それからは、聞き苦しいうわ言が間断なく口から漏れ出し、隣のイネッサの耳に流れこんできた。しかし、そのあとどうなったか、イネッサは知らなかった。自分が深い眠りに落ちてしまったのである。
目ざめた時には、両眼が熱を帯び、口のなかに妙な味を覚えた。指を入れてみると、うすく血のにじんだ唾液が付着してきた。どこから出血しているのか自分でも分らなかったが、イネッサは思わず「イワン」と胸のうちで叫んだ。
おそるおそる片方の袖口をめくって、腕を見た。普段は見ることのない外側の一ヵ所に色素が沈着して紫色の大きな斑紋が浮き出していた。手を触れてみると、ひどい痛みを感じた。
しばらくそれを観察していたイネッサは、検問所で母と別れたとき、軍人に銃で叩かれた場所だと気づいた。
今まで気づかなかったが、これは打ち身によるアザだと言い聞かせて自分を安心させると、もう一方の袖口をめくった。今度こそ、そこに認めたのは、さきほどスヴェトローワの腕に見たような赤い斑点のいくつかだった。その色こそまだ薄いものだったが、青白く変った腕に浮き出していたため、月光のもとで、イネッサの目にもはっきりと識別することができた。
すでに母親と別れてから一週間が過ぎ去り、イネッサは病院に収容されていた。ここは大きな病室で、20人ほどの子供が似たような症状で寝ていた。子供たちはまったく隔離された状態で、ここが一体どこであるかも教えられていなかった。
子供たちが覚えていたのは、検問所で親子が強制的に分けられ、バスに押しこまれたあと、丸一日という長いあいだ旅をしてから、この病院に到着したことだけだった。その丸一日が、夜に出発して夜に到着するという行動である。これが計画的なものであることは、子供心にもすぐに分った。日中に高速度でバスが走り抜いた道は、標識ひとつ見当たらない、荒涼たる平原ばかりが選ばれていた。
途中で子供たちの具合がひどく悪くなった時、バス同士のあいだで子供の交換がおこなわれた。まともな子供はひとりもいなかったが、脱毛と衰弱の激しいグループは、何台かのバスにまとめられ、さらに出血をともなう下痢症状の子供も、無理やりにまとめられた。兄弟姉妹が、この分類のために別れさせられたのである。
イワンの失明は、この平原のなかでたちまち見破られ、イネッサとは別のバスに乗せられて行った。
いま、イネッサがいたのは、かなりの重傷者の病棟である。
ここに到着した一群の子供たちは、しばらくの間はそれほど苦しまなかった。4日間のうちにかなり良好な状態にまで回復した。
これは一時的な潜伏期間だった。5日目からふたたび症状が悪くなりはじめ、喉の炎症から発熱に移行すると、意識を失って倒れる子が出た。イネッサの気づかない間に、昨日は2人が病室から消えてしまい、今日はスヴェトローワが3人目の行方不明者≠ノなったのだ。
一体、どこへ消えたのだろう。
人間が埋葬される墓地の光景を思い浮かべたイネッサは、その死体に自分の姿を見た。土のなかに埋められ、自分が二度とこの世に戻ってくることのない世界のなかにいた。一転して、その光景は、父親のアンドレーが埋葬されている姿に変った。
イネッサの表情が変った。熱を帯びながら、青く澄んだ目が落ち着きを取り戻し、愛らしくもまた、どこかに気品さえ感じさせる顔立ちを作った。


イネッサの決意

そこへ入って来たのは、さきほどの看護婦だった。彼女は小さな懐中電灯を手にして、子供たちを起こさないように注意を払いながら、慣れた足どりで一人ずつの容態を点検しはじめた。このリューダ・ソコロフは、子供の寝息を聞けば、それで危険な状態を嗅ぎわける能力を持っているのだろう。耳を子供たちの口許に近づけては、忙しげに次へ移って行った。
イネッサはその姿を見守っていた。
ある子供のところで、リューダが考えこむ様子を示した。イネッサは息が止まるほど驚き、息を詰めて看護婦の仕草を見守った。そこに寝ていたのは13歳の少年ドミトリーだったが、イネッサと同じように激しく汗をかいていた。息づかいも荒く、この一日というもの、ほとんど意識を失ったまま昏睡状態を続けていた。大量の輸血を受けながら、一向に好転する様子を示さなかったのである。
実際、この世には彼らを救う治療法が存在しないのだ。リューダはそれを知りながら、医師の命ずるままに血圧を測り、血球数の検査から体温測定、輸血、そして、子供たちを一番苦しめる薬物の投与を黙って実行していた。いっそのこと、大量の麻酔薬を注射し、少しでも苦痛をやわらげてやりたいと思いながら、この病室ではそれを極力避ける治療法が取られていた。
病院における患者の扱いには、常にふたつの目的がある。第一は、本来の患者の治療である。第二は、患者を使っておこなわれる研究である。リューダが子供たちに服用させていた薬は、明らかにこの研究が目的だったのである。医療の世界では、これも重要な作業とみなされている。
この夜中の点検で、リューダはただ危篤状態の子供を発見することだけに神経を集中していたが、日中にはひちりずつの検査項目をチェックしていた。しかし、彼女がどれほど看護婦生活に通じた経験者でも、これほど大量の重症患者を、しかも、その全部が幼児から思春期までの若い命であるような大集団を、一度に引き受けたことは、これまでに一度もなかった。イネッサが不審に思っていた行方不明者≠ヘ、リューダの手で病室から運び出され、遺体の処分を受けていたのである。
そのたびにこの看護婦は、腕のなかにまだ温もりのある体を感じていた。患者たちの前では決して感情を出さないようにと厳格に言いつけられていたが、彼女は憮然たる思いに駆られた。次から次へと、親が知らないあいだに、誰の立ち合いもなく息を引き取ってゆくのである。
何と残忍なことか!
この子らのはかない死を、世界中の誰もが知らないのだ。
遺体がどこへ運ばれてゆくのか、その行先についてはリューダも知らされていなかった。イネッサの病室だけですでに5人が死亡し、この病院全体では異常な数の遺体を処分しなければならなかった。だが、息をひきとったあと、この事件については軍人がいっさいの処置をとるという。質問も許されず、子どもたちの最後の言葉≠伝えるべき親の名前さえ知ることができずに、看護婦たちは病院の外に待機している軍用トラックに遺体を運び続けた。
これがリューダ・ソコロフの、つい昨日からはじまった果てしない仕事≠ネのだ。病院全体に、恐怖の空気が漂いはじめた。
ドミトリーが顔を歪めながら、苦痛に身をよじっていた。この子も確実に死ぬだろうということが、現在のリューダには予感として分るようになっていた。初めての死者がでるまでは、大勢の子供たちが何かの事故に遭ったという程度にしか考えていなかったが、一人、また一人と死亡しはじめ、その数が小さくなるどころか、期待に反して増え続ける傾向を示していた。これはただ事ではないとの認識が、医師たちのあいだに広まった。
その緊張した態度は、看護婦たちにもすぐ嗅ぎ分けられるものだった。院長のシモン・ワシチェンコは、ここで見たことを誰にも話してはならない、家族にさえ黙秘するように、との通達をだした。とりわけ死者の数については、誰ひとり統計を取ってはならない、という厳命を下した。
リューダは、ほかの看護婦と仕事≠ノついての会話を禁じられた。したがって、彼女が知っていたのは、自分自身の手で運び出した数だけである。ただ一度だけ、窓から外を見たとき、軍用トラックに運びこまれている子供の死体らしいものが目にとまった。しかし、医師から強い言葉で注意を受け、それからは裏口に目を向けないように努めていた。
それでも、運命のめぐり合わせで自分が臨終に立ち会い、処理しなければならなかった子供の数だけでも、この2日間に十人を超えているのだ。病院全体の統計ではないが、リューダはその死体の数を胸のなかで数えていた。ドミトリーは13人目になる、と。
イネッサはそのような事情を知らずに、看護婦が少年の額に手を触れ、急いで手を引っこめた様子をじっと見ていた。リューダはおそろしいものを見るように、少年の顔をのぞきこんだ。ドミトリーの顔にわずかに懐中電灯の光を当てながら、鼻から流れ出ている真っ赤な血を認め、思わず手で自分の口をおさえた。イネッサの位置からは、その血が見えなかった。
少年の脈を取りはじめたリューダが、それをすぐに止めてしまった。彼女は胸に十字を切ってから寝台のまえでぬかずくと、小さく肩をふるわせながら、小声で祈りを捧げていた。
すべての意味を見て取ったイネッサは、気づかれないよう毛布のなかに深く身を沈め、薄めをあけながら様子を盗み見ていた。
立ちあがったリューダは、涙をこらえながら、病室のなかを見渡した。毛布をめくりあげ、ドミトリーの体の下に両手をさしこんだ時、こらえきれなくなった嗚咽が漏れ、イネッサの耳にまで届いた。
少女の頬に、ふたつの涙が流れた。
ここの幼い患者たちは、監督官がすみに陣取っていて、日中もほとんど言葉を交せない状態に置かれていたが、イネッサは一度だけ、ドミトリーと微笑を交したことがあった。それはほんの2日前の出来事で、何の理由もなく寝台のうえから互いに目を見つめ合い、しばらくそのまま吸いつけられるように、イネッサは少年の顔に目を向け続けた。そのうちドミトリーがゆっくり笑顔を作ると、イネッサも微笑んでいた。そのあとで、互いに名前を教え合い、記憶し合った。
あれが恋の始まりで、そして、別離の始まりであったのか。ドミトリーはその直後から人事不省の状態に陥り、二度と目ざめることがなかった。さきほど看護婦がドミトリーの前に立ち止まった瞬間から、イネッサは自分が深夜に目ざめた理由を予感していた。
目の前を、ドミトリーの体を抱きかかえたリューダが通りすぎ、ゆっくりと廊下に消えて行った。その足音だけが、かすかに聞こえていた。
父親のアンドレーが去り、母親のターニャが去り、兄のイワンが去り、わずかに至福の時を与えてくれたドミトリーも去って行った。おそろしいほど虚ろな感情が、イネッサに襲いかかった。イワンと別れた時には、天涯孤独になる恐怖がこの少女の心を包み、同時に、どうあっても別れたくない兄と引き裂かれた思いで、悔しさと怒りに体が震えた。ところが今は、自分の生きていることがむなしく、人間の存在さえ何の意味もなく感じられた。イネッサ・セーロフは、いっさいの希望を捨てた。これから先には、喜びという言葉がない。それならいっそ、自分は冷たく物事を見て、人生の残された時間を精一杯生きることだけに捧げればよいのだ。どのような感情にも動かされず、いや、自分が感情を持つことはもう二度とないのだから、醜い世界に流されることさえなければよい。何とかここから逃げ出して、イワンを捜し出そう。ターニャもどこかで生きているはずだ。
問題は、どうすればふたりに連絡を取れるかだ。


伝言

それを実行に移す前に、イネッサの決意をくじくことが起こった。ベッドから起きあがろうとして、体がまったく言うことをきかないのに気づいたのである。
膝に力が入らなかった。腕までが衰えきって、寝返りを打つこともできないのだ。この体で、どうやってイワンを捜し出せるものか。
──ああ、神様、今ごろ兄さんは、目が見えずに苦しんでいるに違いないわ。どこかの病室で、もっとひどい仕打ちを受けてるのよ。誰も助けてくれない場所で、きっと誰もが兄さんの死ぬのを待っているわ。兄さん、そんな人たちには笑わせておきなさい。兄さんの気持なんか、誰にも分ってもらう必要ないんだから。でも、別れてしまって、ごめんなさい。お願いだから、許して、ね、許してね。お母さんにも、兄さんのことは安心しなさいって約束したのに、何もしてあげられないところに連れて来られてしまったの。ああ、ごめんなさい。ね、怒らないで──
いまにもこの言葉がイネッサの口からあふれ出そうになった時、看護婦のリューダが病室に戻ってきた。彼女は毅然とした態度を取り戻していた。まっすぐにドミトリーの寝台まで歩を運ぶと、手にかかえてきた新しいシーツと取り換えてから、規則通りそのうえに毛布を畳んだ。
リューダはさきほど中断された点検の作業を再び続けたが、何ごとかを心に言い聞かせたのだろう、今度は先ほどよりていねいにひとりずつの容態を診て回った。当直の仕事をこなすのでなく、ここに寝かされている子供たちの顔をじっと見ていたかったのである。
彼女の心臓が凍るように感じたのは、イネッサが自分を鋭く見つめている目に出会った時だった。
「ドミトリーは」と、イネッサがささやくような小声で言いかけると、リューダの人差し指が急いで少女の唇を軽く押さえた。
ふたりはほんの5秒ほど視線を交していたが、リューダの右手が少女の額のうえに乗せられた時、この看護婦の表情に一瞬の緊張が走るのを、イネッサは見逃さなかった。しかし、この子は感情を表に出さず、手真似で紙とペンを要求した。
リューダは渋々ポケットから紙とボールペンを取り出すと、あたりを用心深く見回してから、イネッサの手にそれを握らせた。
──ドミトリーは死んでしまったのね。お願いがあります。私のお兄さんを捜してください。どこの病院に入っているか教えてください。お兄さんは、いま失明しています。名前はイワン・セーロフです。誰かが助けてあげないと、お兄さんは生きてゆかれません。お願いです。──

リューダは紙に光を当て、この文面を読み取った。
──いったいこの少女は、これだけの高熱を出しながら、体のどこから考える力を生み出してくるのかしら。私がドミトリーの最後を看取ったとき、この子は一部始終を見ていたのだわ。この体で、兄さんを助けにゆくつもりなのかしら。そうだわ。この顔にそう書いてある──
胸をやかれる想いで、リューダはイネッサの顔を見た。
「おやすみなさい」
彼女は自分の娘にするように、イネッサの額にやさしく口ずけしてから耳もとにささやいた。
「できるだけのことはしてみます。でも約束はできないわ。どうやら、これは大変なことらしいの。どこへ行っても、あなた達のことが秘密にされているから。でも、精一杯やってみるわ、イワンの妹さん」
彼女が紙をかざしてうなずいてみせる姿を、イネッサは心地よく眺めた。

翌朝、ほかの子供たちが目ざめても、イネッサは熟睡していた。そして、眠っている患者に対しては、医師たちがあえて手を触れようとしなかったため、彼女は眠り続けた。それほど子供たちの容態は急激に悪化し、治療する人間がサジを投げた格好であった。
何をしても効き目がないのだ。
ウクライナの全土に広がりつつある噂が、この病院に到着したのは、まだ3日前のことである。原子炉の爆発事故があったという報告は内々に聞かされていたが、たいした事故ではない、という公式のコメントつきのものであったから、医師団は油断していた。
ところが、どうだ。一帯にはパニックが起こっているというではないか。ここへ運びこまれた子供たちを見るがいい。一週間後の発症状態がこのようなものなら、二週間後にはここで何が起こっているだろう。
今日はまた、午前中だけで7人が悶絶しながら死んでいった。患者にとっては比較的気分のよい朝のうちにだ。これから疲れの出る夕刻から深夜にかけて、いったい何人の死体を見なければならないだろう。これが本当にこの世に起こっている出来事だということを、医師たちはまだ半信半疑で受けとめていた。
イネッサは昼前になってようやく目ざめ、起きるなり、空っぽになっているベッドをひとつずつ数えた。部屋のなかをひと目見ただけで、その数が増えていることに気づいたからである。
医師や看護婦より、子供たちの恐怖感は百倍も大きかった。彼らはここへ来るまでに、ある子供は動物の死骸を踏み、ある子供は血を吐く親を見ていた。農民が狂ったように避難する様子を目撃し、検問所での非情な別離も体験した。この歳で、これだけの地獄を見てきたのだ。
最後の結末が、こうして牢獄のような病院に幽閉されたまま、刻々と迫りくる死を待つだけなのか。文字通り一分一秒が刻まれるたびに、この子供たちの体は潜伏期を通りすぎ、はっきりと現われてくる放射線による急性症状に襲われはじめた。医師たちが子供同士の会話を禁じたのは、事実を知りすぎて恐怖心を増さないようにという配慮からだった。しかし、皮膚の急性変化のために髪の毛が束となって落ちるのを見れば、イネッサは説明など受けなくても、充分すぎるほど状態が分るのだ。話をして教えてもらうまでもない。
誰もが、白血球のいちじるしい減少を示していた。造血組織に致命的な影響を受けた子供は、すでに全身が蒼白な状態となり、免疫作用も失って末期的な発熱症に突入していた。
イネッサは悪寒を覚え、目がぐるぐると回り出した。
「イワンのところへ行かなければいけない。ねえ、お父さん、イワンはどこにいるの。お父さんは天国から、何でも見えるのでしょ。わたし、お父さんにさよならも言わなかったわ。でも、もうすぐお父さんのところへ行くの。待っていてね。お兄さんを捜してから、助け出して……それからよ」
イネッサは、目の前が突然、暗くなるように感じた。

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