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(回答先: レス4:ヒトラーと国際金融家の合作 投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 03 日 20:37:10)
あっしらさんはじめまして。
「レス4:ヒトラーと国際金融家の合作」を読みますとヒトラーは完全に国際金融家の手下であったかのような印象を受けるのですが、そうとも言い切れないとおもうのです。
確かに無名時代のヒトラーがライヒスバンク(戦前のドイツ中央銀行)総裁のシャハトの支持を受けて政界に乗り出して行った経緯を考えると国際金融家と何らかのつながりがあるとは思うのですが、彼は1939年に改正ライヒスバンク法を成立させています。この法律はそれまで国会や政府などから完全に独立し、民間の投資家によって所有されていた中央銀行を政府の下にあるべきだと定めたもので、当時としては相当に画期的なものであったようです。ちなみに1998年に改正される以前の日銀法もこれを基としていますし、イギリスでもこの法律を真似して1946に労働党政権が300近くに渡り民間のものであった中央銀行を政府の管理下置くと改めています。
通貨発行券を持ち、公式非公式を問わず銀行に対して睨みを効かす事で信用創造をも操る中央銀行は国際金融家の一番のカードであったと思います。それを完全にとは言わなくても彼らの手から取り上げるような事をしたヒトラーが彼らの執事、少なくとも忠実な執事であるとはやはり考えづらい気がするのですが、