現在地 HOME > 掲示板 > 議論15 > 611.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: カソリックのローマ国教化や宗教改革と国際金融家 投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 04 日 19:13:29)
あっしらさん、三四郎さん、横から失礼いたします。
三四郎さんの率直な問いが現われた事によって、考えを深めてゆく手掛かりを頂く事ができました、感謝申し上げます。
最後の方で、本題的な問いをあっしらさんにさせて頂きたいと想いますが、その前にキリスト教化に関する韓国と日本の違いについ
て、私が覚えている事をお伝えし、些細な添え物にさせて頂きます。
三四郎さんによると韓国では30パーセント以上がキリスト教徒とのことですが、日本では1パーセントです。(カトリック・新・正・合計)
この差のはっきりした説明はつかないのですが、韓国人の祈祷好きをキリスト教と結びつけて了解しようとした説を書いている本は
読んだ覚えがあります。韓国のムーダン(巫堂)をご存知でしょうか、シャーマン(巫術者)による共同の祈祷と巫術が行われ、これは
韓国の一般民衆の精神的基層から根深く生きられてきた文化のようです。
その本では、この地盤の上に近代の階層的上位性のイメージも伴って移入したのがキリスト教だという捉え方であったと想います。
実際、彼らの祈りの場は祈祷院と言われ、激しい感情の発露を伴って祈られるそうです。
だいたい、歌って踊るのが大好きな人たちですから…、霊歌、激しい祈祷…なんでもいらっしゃいと言う事かな。
後、彼らの抱く深い感情「ハン・恨」を越え、あるいはカタルシスティックに受容してゆく行程として、キリスト教は受容されやすかったの
ではないかと個人的に感じることがあります。
ムーダン(巫堂):http://www.piec.co.kr/socc-kok3.htm
ハン(恨)解説中にちょっと出ている:http://www.jpf.go.jp/jkxx/features/fea_korea_cul/korea_film/korea_film_han/j_cul_han02.html
※私は韓国に親しみを覚えている人間であり、ここで誤りは伝えたくなく、もしおかしいところがありましたら容赦なくご指摘ください。
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
あっしらさんへ
ちょっと衝撃なご発言…
>大きな声では言いたくないのですが、残念ながら、日本は亡国すると思っています。
>膨大な犠牲と大きな破壊を被った大東亜戦争は“敗戦してそれでよかった”というものになっていますが、そのようなものでは済ま
>ないとんでもない状況になると予感しています。
オイルショックよりもえぐい程度の艱難は経るかもしれないと覚悟していたんですが「亡国」と表現されるほど厳しいご認識とは想いも
しませんでした。亡国とはいったいどういう事態を意味するのでしょうか。
あっしらさんご自身も経験はされていない状況かと想うのですが、具体的にどのような状況と想起すれば当たっているでしょうか。
いつでも宜しいですから、是非ご教示をお願いいたします。
本当は独立スレッド化したかったのですが、『大きな声では言いたくないのですが』との事で、小さくぶら下げてしまいました…