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(回答先: Re:未明に眠った手紙 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 12 月 03 日 13:03:31)
愚民党さん、今晩は。
或る文を読み、金属が灼熱する臭いの中で瞳孔が絞られゆく印象を受けました。
……………
>>私はこの平成大不況を第2次太平洋戦争と位置付けていますが,予告なしに始まった
>>このリング上の死闘も既に10ラウンドを越えました.打ちのめされながらもなおふらふ
>>らと亡霊のように立ち上がってくる挑戦者に相手もそろそろ恐怖を抱き初めているので
>>はないでしょうか?(この死力がどこから湧いてくるのか?もちろん,日本経済の底力,
>>つまり損なわれていない生産力その他が残っているという見方もできますが,私には
>>むしろピラミッドの最底辺から上って来るもっと人間的な何かであるように思われます.)
>何かあるのですよね。
>何なんでしょう。
>人間は底辺でこそ本来の力を出せるのかな。
……………
もの創りの人間は、その枠の崩壊も、その混沌の中の彷徨も、そこからの再創造も
先立って受容する。
上の文と通底し、自己解体と変容、再創造に向かう形を今の舞踏は表しているのかどうか…
無効となった古い枠を捨てて、生き延びる形を表現する人間はいる。
自己の生命/意識の小宇宙生成秩序そのものを再創造する。
その力を、最底辺をくぐる者は持ちうる。
持たざるを得ないんだよ。
出てくると想う。