![]() |
|
イラクのアメリカ兵なんて殺されて当たり前です。
自衛隊はあんな連中の後方支援なんてしてはいけません。犯罪者になってしまいま
す。自衛隊には本来こんな仕事は予定されていないはずだから、隊員はイラク行きを
拒否できるはずです。そもそも、今回の派兵自体が違憲で非合法です。
フセイン政権の武力による排除など、国連もイラク国民も望まなかったのに、強引
に軍事侵攻をして、人命や市民の生活、社会基盤を破壊しました。
アメリカは、一方的に「戦闘終結宣言」を出して、イラク戦争が終わったような「
見かけ」を作りました。そうして、侵略に対する抵抗を、「戦闘行為」ではない「テ
ロ」、それを行う者たちを「テロリスト犯罪者」と勝手にレッテル貼りしたのです。
国際法上、侵略行為に対する抵抗運動に当然認められるはずの諸権利を違法に奪っ
ておきながら、自分たちでは平気で「戦闘終結宣言」をホゴにしてイラク国民に対す
る戦争行為を再開しているのです。
国際に見ても、イラク国民から見ても、抵抗勢力とアメリカ軍のどちらが犯罪的で
あるかは明らかではありませんか。侵略された側が、いかなる手を用いても敵の占領
状態を破壊しようとするのは当然です。
今回のイラク戦争のケースでは、アメリカ側が発表してきた戦争理由・大義から言
っても、アメリカ軍側が一般市民を巻き込む形で抵抗運動を抑えることは出来ないは
ずなのです。今回はご法度のはずだった、「無差別爆撃」と同じことになってしまい
ます。アメリカの大義によれば、この戦争は「イラク国民のため」でもあり、「一般
市民には責任はない」か「少なくとも攻撃はしない」はずだったのですから。
しかし、そろそろ「イラクの一般市民」への攻撃が始まってきたようです。こんな
ことになったのに、まだアメリカのイラク侵攻・占領を賛成して支援しようとするな
んておかしなことです。日本政府の「イラク国民への攻撃ではない」という今までの
説明とずいぶん矛盾してきているし、今後の日本の国際社会及びアラブ諸国での信用
に関わる問題でもあります。